春待ちコンサート
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2014年3月21日(金) 15:00  巻地域保健福祉センター
 
アンサンブル・オビリー
 チェロ:片野大輔、ヴァイオリン:佐々木将公、ピアノ:佐々木陽子
 フルート:金子由香利、コントラバス:星野勝彦
 


第1部
マスネ:カバレリアルスティカーナ間奏曲     (全員)
サンサーンス:象                   (コントラバス、ピアノ)
サンサーンス:白鳥                  (チェロ、ピアノ)
モンティ:チャルダーシュ               (ヴァイオリン、ピアノ) 
ビゼー:アルルの女 より メヌエット        (フルート、ピアノ)
ロッシーニ:ソナタ より 第2楽章、第3楽章   (チェロ、コントラバス)
ハイドン:ロンドントリオ                (フルート、ヴァイオリン、チェロ)

(休憩15分)

第2部
シークレットガーデン:ユーレイズミーアップ     (フルート、チェロ、ピアノ)
モーツァルト:アレルヤ                 (フルート、チェロ、ピアノ)
ピアソラ:リベルタンゴ                  (ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬             (ヴァイオリン、チェロ、ピアノ)
ふるさとの四季                      (全員)
 
 

 春分の日というのに、朝から冷たい雨が降り、山間部では雪模様です。でも、春はもうすぐです。来週は暖かくなるという予報であり、それを励みにして我慢せねば・・

 ということで、今日は亡き両親と兄の墓参をして、午後時間が空いたので、このコンサートに行ってきました。アンサンブル・オビリー出演ということで、内容に期待が持てましたので、これを選びました。しかし、前半が終わったところで呼び出しがあり、後半は聴くことができませんでした。

 さて、このコンサートは、新潟市西蒲区の巻地区のまちづくり協議会の主催です。地元の方向けのコンサートですが、隣の区からおじゃましてしまいました。100人の定員ですが、満席となり、150人近くは来場したのではないでしょうか。会場に入りきらず、入り口のドアを開け放して、ロビーでも聴けるようにしていました。

 主催者挨拶の後、片野さんの司会進行で演奏が進められました。演奏は実力者揃いですから、なかなかのもの。期待は裏切りませんでした。
 小型体育館風の講堂でしたが、良くいえばシューボックス型と言えなくもなく、響きは悪くはなかったです。特にチェロやコントラバスの低音は良く響いていました。会場にピアノがなく、電子ピアノでの演奏は残念でしたけれど。

 全員での合奏の後、コントラバス、チェロ、ヴァイオリン、フルートの順に、各奏者がピアノ伴奏で、楽器紹介と挨拶代わりに、お馴染みの曲を1曲ずつ演奏し、会場を和ませてくれました。その後は、ロッシーニのソナタやハイドンのロンドントリオなど、通好みの曲もじっくりと聴かせてくれたのはさすがでした。

 後半も多彩な名曲が続きましたが、残念ながら聴くことはできませんでした。会場の人たちは満足してくれたものと思います。私の好きなシークレットガーデンの曲を聴けなかったのは心残りです。

 いろんな場所で活動されているアンサンブル・オビリーの皆さんの活躍は素晴らしいと思います。ARS NOVA の皆さんと並んで、新潟のクラシック音楽の底辺拡大への貢献は大きいと思います。今後益々の活躍を祈りたいと思います。


   
(客席:右後方、無料)