交流ステージを楽しみ、３日目最初の公演です。今回も与えられた席は１階席の中央の良席です。ステージに団員がばらばらに現れて音出しをしています。編成は弦５部が8-7-6-4-2です。
　開演時刻になり、長身でイケメンの白人コンマスが出てきてチューニング。そして短髪で男装の麗人とでもいうべきウィンシーさんが颯爽と登場して演奏開始です。

　序曲を軽快に演奏してジュピターへ。スピード感、躍動感のある生き生きとした演奏で、気分も爽やかという感じでした。終楽章の盛り上げ方も良かったです。

　このオケはオーヴェルニュ室内管弦楽団と同様の室内オケですが、音に厚みがあり、豊潤な響きを聴かせてくれました。管楽器も良くて、音響的にも満足でした。キビキビしたウィンシーさんの指揮に見事に応えていたと思います。
　　　

（客席：１階６−２３、2000円）