新潟リング・アンサンブル 第13回定期演奏会
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2013年3月10日(日) 14:00  だいしホール
 
 


ガーランド:イン・ザ・ムード

レハール:ワルツ「金と銀」

久石 譲:「もののけ姫」より アシタカせっ紀 もののけ姫 アシタカとサン

(休憩15分)

ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」序曲

バルトーク:ルーマニア民族舞曲(木管五重奏)

ホルスト:「セントポール組曲」より 第1曲:ジーク、第4曲:.終曲

リムスキー・コルサコフ:スペイン奇想曲

(アンコール)
グレン・ミラー:ムーンライト・セレナーデ


 
 

 昨日までの穏やかな陽気とは裏腹に、今日は寒冷前線が通過し、悪天候になってしまいました。体調おイマイチで、どうしようか思案しましたが、昼過ぎには雨も上がって、日が差したりしてきましたので、出かけることにしました。

 新潟リングアンサンブルは、毎年この時期にコンサートを開催しています。これまでも何回か聴かせていただいておりますが、毎回楽しませていただいております。今年も素晴らしい演奏を聴かせていただけるものと期待して開演を待ちました。

 編成は、ヴァイオリン:4、ヴィオラ:2、チェロ2、コントラバス:1、ピアノ:1、フルート:1、オーボエ:1、クラリネット:1、ファゴット:1、ホルン:2、パーカッション:2という編成です。美人揃いの女性陣はカラフルなドレスが艶やかで、うっとりしてしまいました。

 イン・ザ・ムードで開演しましたが、ヴィオラの山際さんがサックス、チェロの大石さんがユーフォニウムを演奏し、多才振りを披露してくれました。市内在住の大野さんの編曲で、珍しい編成でのジャズナンバーは面白かったです。

 その後、ホルンの越野さんの司会で演奏が進められました。小編成のアンサンブルで、時折アマチュアらしさも感じさせましたが、十二分に楽しめた素晴らしい演奏だったと思います。

 ものけ姫では、ホルンの越野さんのリコーダーがいい雰囲気を出していました。映画の場面を思い出させるような、情感豊かな演奏でした。

 小編成のアンサンブルで演奏するには無理があるスペイン奇想曲も、迫力いっぱいで、各楽器のソロもお見事だったと思います。

 アンコールのムーンライト・セレナーデも秀逸でした。この曲も大野さんの編曲でしたが、このアンサンブルからビッグバンドのようなサウンドを引き出していたのは驚きでした。今日の演目の中でも、一番の演奏じゃなかったでしょうか。
 
 終演後は出演者が見送ってくれましたが、近くで見る女性陣は一段と美しく、見とれてしまいました。無料でこのような演奏を聴かせていただて感謝でいっぱいです。

 外に出ると天候は回復して、青空も見えていました。ちょっと肌寒かったですが、いい演奏を聴いて、あたたかな気分で駐車場に向かいました。
 

(客席:F−8、無料)