ラ・フォル・ジュルネ新潟2012 312 モスクワ大司教座合唱団、アナトリー・グリンデンコ |
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2012年4月29日(日) 13:45 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール | |
合唱:モスクワ大司教座合唱団 指揮:アナトリー・グリンデンコ |
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神は我らと共に (16世紀のロシア正教会典礼音楽) 幸いなるかな (17世紀のロシア正教会典礼音楽) ヘルヴィムの歌 (16世紀のロシア正教会典礼音楽) 聖母賛歌 (17世紀のロシア正教会典礼ポリフォニー) ラフマニノフ:平和の恵み グレチャイノフ:重連祷 黒いからす (ロシア民謡) 雪はもうたくさんだ (ロシア民謡) |
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昨日の「ル・ク・ド・クール」で驚きと感動を与えたモスクワ大司教座合唱団の本公演です。今回までその存在すら知らない合唱団であり、今年のLFJの目玉といっても良いでしょう。 指揮のゲリンデンコに率いられた恰幅の良い12人の合唱団でり、黒い装束で、ぞろぞろ、のしのしとステージに現れる様は異様であり、迫力を感じさせました。 バスの低音が特徴的であり、低い男声で歌われるロシア正教の典礼音楽は、心にずしりと響いてきました。よく聴くヨーロッパの宗教音楽とは全く異なり、重厚で濃厚、荘厳な歌声は心の奥底を揺さぶってきます。 ロシアの大地を髣髴させる地を這うようなバスの歌声は、これまでにない新鮮な感動でした。こういう音楽の存在を知ることができたことは大きな収穫であり、喜びでした。 終演後CDを買い、サインをいただきました。 (客席:2階C3-21、¥1500) |