ラ・フォル・ジュルネ新潟2012 第1日
  ←前  次→
2012年4月27日(金)   新潟市民芸術文化会館
 
 


オープニングセレモニー 18:30〜 交流ステージ

  記念演奏:エマニュエル・シュトロッセ(Pf),クレール・デゼール(Pf) (連弾)



111 アンドレイ・コロベイニコフ(Pf)、ムジカ・ヴィーヴァ、アレクサンドル・ルーディン(指揮)
 
 
 いよいよLFJ新潟の開幕です。18時10分から交流ステージでの無料コンサートも始まりました。仕事を早めに切り上げて、大急ぎで駆けつけました。息を切らして到着すると、交流ステージでは、市長やマルタンさんの挨拶が終わったところで、ちょうどピアノの記念演奏が始まろうとしていました。

 多数の観衆がステージ前に集まり、外国の演奏家たちが通路を行き来していました。報道各社のカメラマンや記者たちも参集し、お祭りの始まりを実感させました。

 シュトロッセさんとデゼールさんが登場して、ピアノの連弾が演奏されました。この二人は昨日柏崎でのプレ公演で演奏しましたが、本公演での共演はこのステージのみで、貴重でした。
 曲目は聴き取れませんでしたが、連弾用の曲で、ラフマニノフの曲でしたでしょうか。響きの良いホワイエにきれいに響き渡っていました。演奏も良かったですが、私好みのデゼールさんの美貌にうっとりしました。

 そしてコンサートホールに移動。本公演最初のコンサートに臨みました。満席を期待しましたが、7分程度でしょうか。
 コロベイニコフのダイナミックな演奏と、それに負けないムジカ・ヴィーヴァの躍動感ある熱い演奏。LFJ開幕を飾るにふさわしい素晴らしい演奏に感動しました。

 今年のLFJ新潟に出演するプロオケはムジカ・ヴィーヴァのみです。全8公演に出演し大忙しになります。このオケは、20年ほど前にモスクワで結成された室内オーケストラですが、日本での知名度はないものの、なかなか実力のあるオーケストラと思いました。
 もっとすごいのは指揮者のルーディン。指揮だけでなく、チェロ奏者としての出演もあり、全部で10公演にもなります。

 今年の成功の鍵は、ルーディンとムジカ・ヴィーヴァが握っていると言っても過言ではありません。頑張っていただきたいと思います。