ラ・フォル・ジュルネ新潟 2011 第1日
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2011年5月6日(金)     新潟市民芸術文化会館
 
 

   
交流ステージ:渡辺勇気(ピアノ)
          ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」

オープニングセレモニー
          ピアノ演奏:広瀬悦子  曲目不詳



111 ダン・タイ・ソン(ピアノ)&仙台フィルハーモニー管弦楽団(指揮:井上道義)
    
 
 
 いよいよ今日からLFJ新潟が開幕しました。昨年に引き続いて第2回目となります。今年のテーマは、「ウィーンのベートーヴェン」。プレ公演からベートーヴェンを聴き続けていましたが、これからが本番です。

 6時半から公演がスタートしましたが、仕事の都合で聴けませんでした。何とか7時に到着し、交流ステージの渡辺勇気さんのピアノ演奏を聴くことができました。オープニングセレモニー前の演奏で、緊張されていたに違いありません。情熱的な「熱情」であり、若さあふれ、元気いっぱいの演奏でした。演奏を聴いている間も外国からの演奏家たちが多数行き来し、音楽祭が始まったことを実感しました。

 その後7時半からオープニングセレモニーがあり、主催者挨拶や仙台フィル代表の挨拶などがあった後、広瀬悦子さんが登場し、1曲演奏してくれました。曲目は分かりませんが、先ほどの渡辺さんが弾いたピアノと同じとは思えないような、透明感のある、輝きのある音色で驚きました。さすがにレベルの差を感じさせました。

 そして、いよいよ私にとって最初のコンサートです。詳細は別頁に記しましたが、ダン・タイ・ソン&仙台フィル(指揮:井上道義)のすばらしい演奏に会場は大盛り上がりでした。ダン・タイ・ソンさんの節度ある美しいピアノに酔いしれ、アンコールのショパンのノクターンは心に染みました。エネルギッシュな井上さんの指揮に仙台フィルも応えて頑張ってくれました。仙台頑張れという声も上がって、会場は熱気に包まれました。

 仙台フィルの参加ということで、震災復興祈念という意味合いが加わり、マスコミも注目し、取材のカメラが多数入っていました。テレビや新聞で報道され、さらなる盛り上がりを期待したいと思います。

 明日は朝からコンサート。たくさんのイベントもあります。天気が良いことを祈ります。