第34回新潟県少年少女合唱団合同演奏会
  ←前  次→
2011年8月21日(日) 14:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
アルカディア少年少女合唱団
長岡少年少女合唱団
新潟市ジュニア合唱団
(友情出演)新潟市ジュニアオーケストラ教室B合奏
 
1.オープニング (指揮:那須洋平、ピアノ:土倉陽子)

  友情の歌

2.アルカディア少年少女合唱団 (指揮:宮下 登、ピアノ:関本智恵子)

  うみ
  モーツァルトの子守歌
  はにゅうの宿
  さくらさくら

3.長岡少年少女合唱団 (指揮:中村美智子、ピアノ:箕輪美帆)

  Ave Maria (Angelus Domini)
  「ぎんいろ じかん」より 「しっぽバイバイ」、「ぎんいろ じかん」、「なつまつり」
  やさしさに包まれたなら
  Arrietty's Song
  さんぽ〜となりのトトロ

(休憩15分)

4.新潟市ジュニア合唱団 (指揮:海野美栄、ピアノ:斉藤愛子)

  「ミサ 第9番」より 「グロリア」、「サンクトゥス・ベネディクトゥス」
  涙色の微笑み
  合唱ミュージカル「伝説の島ZZ」より 「なんでもかんでも計っておこう」
  手のひらを太陽に
  くるくるマンボ
  バラが咲いた
  ドロップスの歌
  夕日が背中を押してくる
  太陽がくれた季節
  幸せはすべての人に

5.合同演奏 (指揮:上野正博、管弦楽:新潟市ジュニアオーケストラ教室B合奏)

  「少年の時計」より 「このうたゆうき」、「音のつばさ」、「まちがみんなをすきなんだ」
  うたえバンバン

 
 
 

 今週末は小雨が降ったりして天候はすぐれませんが、猛暑から開放されて、過ごしやすい日曜日を迎えました。今日はいくつか興味ある演奏会があり、TOKI弦楽四重奏団にしようかと最後まで悩みましたが、やはりこれを選んで正解だったと思います。この公演は、新潟県内で活躍する少年少女合唱団をまとめて聴けるチャンスであり、新潟市ジュニアオケとの共演も楽しみでした。

 客席は1階と2階B、C、Dブロックのみ使用されましたが、ほどほどの入りというところでしょうか。1階席前方は合唱団席となっていて、左にアルカディア少年少女合唱団、中央に長岡少年少女合唱団。右に新潟市ジュニア合唱団が着席しました。

 オープニングは客席の合唱団員が全員起立して客席方向を向き、すばらしい歌声を聴かせてくれました。ホールいっぱいに響き渡る澄んだ歌声を聴き、最初から聴きに来て良かったと大満足でした。

 続いてアルカディア少年少女合唱団の団員が客席からステージに上がって、きれいな歌声を聴かせてくれました。人数的には少なかったですが、すばらしいハーモニーでした。特に「はにゅうの宿」は感動的でした。

 次は長岡少年少女合唱団の団員がステージに上がって、多彩な曲で楽しませてくれましたが、「Ave Maria」は心洗われるようであり、胸に染みました。小学校に入ったばかりのような小さな子供たちも頑張っていてほほえましかったです。

 休憩後はお馴染みの新潟市ジュニア合唱団です。先日の定期演奏会で歌われた演目が歌われましたが、そのときの感動が蘇りました。最後の「幸せはすべてのひとに」では感動の涙がこみ上げてきました。

 最後はジュニアオケとの共演です。ステージを準備する間のインタビューがほほえましかったです。上野先生指揮で、すばらしい全員合唱でした。オケの演奏もたいしたものです。

 子供たちのすばらしい歌声に心が洗われ、汚れきった私の心が清められたように感じました。新潟市ジュニア合唱団は何度も聴いていて、その実力は承知していますが、アルカディアや長岡の子供たちの素晴らしさにも驚きました。

 子供たちの頑張りを前に、理屈なしで感動しました。プロのコンサートでもめったに味わえない感動をただで味わえて良かったです。この素晴らしさを知らない人も多いに違いありませんが、どんどん聴きに来てほしいと思います。
 

(客席:2階3ー7、無料)