新潟ウインドオーケストラ第46回定期演奏会
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2010年12月12日(日) 13:30  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
指揮: 松井慶太
 
第一部

鈴木英史:信長〜ルネサンスの光芒

小長谷宗一:グランドマーチ

伊藤康英:吹奏楽のための抒情的「祭」

(休憩10分)

第二部

プロコフィエフ(鈴木英史・編):スキタイ組曲「アラとロリー」作品20より
    1.ヴェレスとアラへの讃仰
    2.邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り

ラフマニノフ(築地隆・編):交響曲第1番ニ短調 作品13より 第4楽章

(休憩15分)

第三部 (司会:小林智子)

ディズニー・ファンティリュージョン!

龍馬伝

ジャパニーズ・グラフィティXV アニメ・ヒロイン・メドレー

イマジン

情熱大陸

(アンコール)
ハッピー・クリスマス
マンボ
 
  
 昨夜は忘年会で大騒ぎして、ボーッとした頭でコンサートに臨みました。ちょっとしたトラブルがあって、開演に間に合わず、1曲目が終わったところで入場しました。

 毎回このオケは、春は県民会館で、年末はりゅーとぴあで定期演奏会を行っていますが、毎回質の高い演奏を聴かせてくれるので楽しみにしています。特にクラシック曲を果敢に演奏してくれるのもすばらしく、昨年はマーラーを演奏してくれて感動した記憶があります。今回はプロコフィエフとラフマニノフに挑みます。

 第1部は日本の作曲家による正統的吹奏楽作品で、演奏水準の高いアンサンブルを披露してくれました。編成が大きく、音の厚みが豊かで、迫力あるサウンドです。
 第2部はクラシック作品で、1曲目のプロコフィエフと2曲目ラフマニノフの間に松井さんの解説を挟んで演奏されましたが、これも聴き応えあるものでした。
 第3部はポップスステージですが、これも見事な演奏。コミカルな演出を加えていますが、単なるポップスのバンド演奏ではなく、ちゃんとした吹奏楽作品としての迫力ある演奏でした。照明も演奏に花を添えていました。
 アンコールはハッピークリスマスをしっとりと演奏した後、マンボで盛り上がって終演となりました。マンボの最後は楽器のベルアップのパフォーマンスもバッチリ決まって良かったです。

 このオケは若いながらも素晴らしい指揮者を迎え、クラシックファンの私も十分に楽しめる聴き応えある演奏を聴かせてくれます。松井さんは相変わらずかっこ良く、指揮姿もきれいです。第3部での赤シャツも良く似合っています。来年は結成25周年だそうです。次はどんな曲を演奏してくれるか楽しみです。
 
 
(客席:3階I6-8、全席自由:1000円)