新潟市民吹奏楽団第80回定期演奏会
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2010年11月14日(日) 14:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
指揮:竹内公一
司会:近藤京子
 
第1部

Cerebrate 

吹奏楽のための風景詩 「陽が昇るとき」より 
  V.祈り
  W.陽光

新潟ブラスレッスン(NBL)受講生による演奏 (指揮:佐藤史人)
  「GoGoブラス!」より
  聖者の行進

(休憩15分)

第2部

プログラムにない曲1曲(曲名失念:皇太子成婚記念の曲だそうです)

TRUTH

美女と野獣
  プロローグ〜朝の風景〜愛の芽生え〜美女と野獣

ディープ・パープル・メドレー
  バーン〜ハイウェイ・スター〜スモーク・オン・ザ・ウォーター 

となりのトトロ 〜コンサート・バンドのためのセレクション〜
  さんぽ〜五月の村〜すすわたり〜風のとおり道〜ねこバス〜となりのトトロ

(アンコール)
威風堂々
小さな世界
 
 
 

 今週末は曇り空ではありますが、気温が高くて過ごしやすい陽気になりました。今日は新潟市内で行きたいコンサートが同時刻にあってどれに行こうか悩ましかったですが、このところ毎回聴いている新潟市民吹奏楽団に行くことにしました。毎年2回定期演奏会がありますが、秋の定期演奏会には新潟ブラスレッスン(NBL)の子供たちが参加して元気をもらえるのが魅力です。

 会場に着くとちょうど開場の時間で、いつものCブロック前方に席を取りました。会場は乳児から老人まで老若男女いろいろです。(小学生以下無料ということで、子供の姿も多かったのですが、幼児はまだしも、乳児の入場は考え物と思います。連れて来られた子供さんがかわいそうに思います。)

 第1部最初は正統的吹奏楽の演奏で開始されました。吹奏楽のオリジナル作品を高水準に演奏し、オーケストラとは違った吹奏楽ならではの楽しみを味わうことができました。
 
 続いてはゲストのNBLの子供たちの演奏です。今年の春に楽器を始めたという子供が半数以上を占めており、8回の練習しかしていないというのが信じられない元気な演奏を聴かせてくれました。小学生であれだけの演奏ができるなんてたいしたものです。

 休憩後の第2部は、プログラムに載っていなかった曲を1曲演奏した後、ポピュラーステージとなりました。懐かしい曲、楽しい曲がメドレーで演奏されて、心地よく楽しむことができました。

 アンコールはポップスにアレンジされた威風堂々の後、恒例の小さな世界です。P席に陣取ったNBLの子供たちの歌が加わって楽しく演奏されました。場内にはミラーボールが輝き、大盛り上がりでした。
 実は、このアンコールを聴くのが楽しみだったのです。元気いっぱいの子供たちからパワーをもらえたように思います。感動の涙がにじんだりしてきて、聴きに来て良かったなあと実感しました。

 高揚した気分でホールを出て、落ち葉を踏みしめながら駐車場へ向かいました。紅葉はピークを過ぎ、落葉が進んでいます。葉の落ちた木々も目立ち、冬近しを感じます。
 

(客席:2階C3-7、1000円)