ラ・フォル・ジュルネ新潟 「熱狂の日」音楽祭2010 第1日 
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2010年4月30日(金)    新潟市民芸術文化会館
 
 
 
 
132:Jピーター・ウィスペルウェイ(Vc) 無伴奏チェロ組曲全曲演奏第1部

114:ジュジアーノ(Pf)、シンフォニア・ヴァルソルヴィア、カントロフ(指揮)
 
 
 待ちに待ったLFJの開幕です。準備期間が短く盛り上がりが心配されましたが、開催が迫るに連れ地元マスコミでも取り上げられ、祝祭気分が盛り上がりました。気になるのは一番応援すべき地元紙の扱いが乏しいこと。なぜなのでしょうね

 昼のオープニング・イベントから参加したいところでしたが、当然ながら仕事で無理。連休を控えて雑務多いのですが、仕事を早めに切り上げ、大急ぎでりゅーとぴあに向かいました。
 6時半に到着すると、交流ステージでは敬和学園高校の混声合唱が演奏中で、きれいなハーモニーが館内に響き渡っていました。駐車場が空いていたので、人出が気になりましたが、ロビーはたくさんの人であふれて大にぎわいでした。

 合唱が終わるとともに、5階の能楽堂に急ぎ、ウィスペルウェイによるバッハ:無伴奏チェロ組曲連続演奏会第1部(第1番、第2番)を聴いてきました。純和風の能楽堂の檜舞台で演奏されるチェロは、響きも良く、奏者の息づかいも聴こえて胸に迫りましたが、精神の疲労を感じました。
 
 終演とともに2階に降りて、今度はコンサートホールへ。開場の長い行列ができていました。本日最後の公演ということもあってか、各会場から一斉に客が集まったようです。
 演目はジュジアーノのピアノ、カントロフ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィアによるショパンの協奏曲第2番ほかです。ピアノの演奏は良かったですが、オケに締まりがないような印象があり、協奏曲としての面白味に欠けたように感じました。