今日は「Noism & 鼓童」を見に行く予定だったのですが、開演は３時です。その前のちょうど良い時間帯にこのコンサートがあったので、急遽聴いてきました。新潟県内の吹奏楽関係者が一堂に会しているようで、中学生の団体も多数おられました。

　会場に入るとすでに小針中学校の演奏が始まっていました。中学生らしからぬ見事な演奏に驚きました。さすがに記念演奏会に選ばれるだけありますね。
　次は高校生。さすがにレベルアップが感じられます。編成は巨大であり、良く鳴っていました。そして三条市吹奏楽団は貫禄の演奏です。なかなか高レベルの演奏に驚きました。

　後半は招待演奏で、伊奈学園高校の登場です。１学年が800人という大きな学校で、選択制が特徴とのことです。吹奏楽部のレベルは日本でも最高であり、全日本吹奏楽コンクールに12年連続出場し、金賞が10回というのは驚きです。
　その演奏は脱帽です。指揮者の楽しいトークを交えながら楽しく演奏が進められました。さすがに全国レベルの演奏は違います。「カヴァレリア・ルスティカーナ」では合唱も披露し、これがまたうまいので唖然としました。
　会場から参加の指揮コーナーで和ませ、ヒットメドレーで沸かせました。最後の「We are the World」は粋な演出もあり感動させました。アンコールを演奏して終演となりましたが、たいへん楽しめました。

　正直いえば、時間つぶしに立ち寄ったコンサートではありましたが、高水準のすばらしい演奏を聴けて大変良かったです。吹奏楽の楽しさを再認識できた演奏会でした。
　

（客席：２階Ｄブロック、無料）