新潟リング・アンサンブル SP-RING Concert 第10回定期演奏会
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2010年2月14日(日) 14:00  だいしホール
 
 

 
 
ストレイホーン(大野卓也・編):A列車で行こう

J.シュトラウスII:皇帝円舞曲

イベール:三つの小品 (木管五重奏)
      Allegro、Andante、Assez lent

久石譲(成嶋隆・編):組曲「風の谷のナウシカ」
      1.オープニング・テーマ 2.オームの暴走 3.メーヴェとコルベットの戦い
      4.ナウシカ・レクイエム 5.鳥の人〜エンディング・テーマ

(休憩10分)

サン=サーンス:カプリス Op.79 (デンマークとロシアの旋律による奇想曲)

ムソルグスキー(ロンド・編):組曲「展覧会の絵」より
       プロムナード、ババ・ヤーガの小屋、キエフの大門

ビゼー:「アルルの女」第1・2組曲より
       1.前奏曲(第1組曲)、2.パストラール(第2組曲)、3.間奏曲(第2組曲)、
       4.メヌエット(第1組曲)、5.メヌエット(第2組曲)、6.ファランドール(第2組曲)

(アンコール)
久石譲:天空の城・ラピュタ



 

 
 

 大雪は一段落していますが、厳寒の日々が続いています。今朝も冷え込みが厳しかったですが、青空が見られて日中は過ごしやすくなり、日光のありがたさを感じます。
 今日の新潟市内は大型イベントが重なって、各ホールとも大にぎわいでしたが、私はだいしホールに行ってきました。新潟リング・アンサンブルは新潟交響楽団のメンバーにより構成され、SP-RING Concert と題された肩の凝らないコンサートです。昨年も聴きに来て、楽しませてもらいました。

 整理券が配布されたようですが、整理券なしでも入場させてもらえました。中ほどに席を取りましたが、かなりの盛況であり、客席の8割方は埋まっていたようです。

 演奏者が入場して席に着くやいなや、いきなり「A列車で行こう」が軽快に演奏されました。なかなかスイングして良かったです。
 アンサンブルの編成は、ヴァイオリン3、ヴィオラ2、チェロ2、コントラバス1、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、ピアノ、打楽器(ドラム)です。コントラバスとピアノが左手、中央に左からヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・ホルン・ファゴット・クラリネット・オーボエ・フルートと並び、右奥に打楽器が配置されていました。女性陣はカラフルなドレス姿できれいでした。
 続いては同じ編成ですがコントラバス奏者が入れ替わって「皇帝円舞曲」が演奏されました。まずまずきれいなアンサンブルでした。
 その次は、左からフルート、オーボエ、ホルン、ファゴット、クラリネットと並んだ木管五重奏による「三つの小品」でしたが、各奏者とも良い演奏だったと思います。
 前半最後は元の編成に戻って「風の谷のナウシカ」。私の好きな曲であり、楽しませていただきました。演奏も曲の良さを十分に伝えるものでした。

 休憩後の最初は、フルート、クラリネット、オーボエ、ピアノによる「カプリス」でした。クラリネット、オーボエの若々しい調べとは対称的に、フルートの渋い音色が印象的でした。
 次は弦楽だけで「展覧会の絵」です。コンサートミストレスがこの曲だけ交代していました。熱演を聴かせてくれましたが、小編成の弦楽だけなので、アンサンブルの粗や、楽器の音色の乱れが若干感じられたというのが正直な感想です。でもこういう編成で聴くのは初めてだったので、新鮮で良かったです。
 最後は、「アルルの女」です。編成は始めの編成からヴィオラが1人に減って、サックスが増えています。曲ごとのメリハリがあってなかなか良い演奏だったと思います。お馴染みのメヌエットのフルートも良かったと思います。ファランドールも盛り上がっていました。

 代表者(ホルン)の挨拶の後、アンコールに「天空の城ラピュタ」が演奏されました。編曲はこの代表者の娘さんだそうです。なかなか良い編曲であり、演奏だったと思います。終演後は、出演者が出口に並んで見送ってくれました。美しい女性陣にうっとりしたりして・・・。

 選曲も良く、肩の凝らないコンサートで、日曜日の午後にはピッタリだったと思います。演奏の質を客観的に評価すると、音色的にきれいでない場面もあり、当然ながらプロの演奏家との距離を感じざるを得ませんでしたが、曲や演奏の楽しみは十二分に伝わってきました。無料で聴かせていただいてありがとうございました。
 

(客席:I−7、無料)