新潟市民吹奏楽団 第78回定期演奏会
  ←前  次→
2009年11月23日(月・祝) 13:30  新潟市民芸術文化会館コンサートホール
 
指揮: 竹内公一
トランペット: 津堅直弘
司会: 近藤京子
 
第1部

NHK大河ドラマ 「天地人」 オープニングテーマ

吹奏楽のためのプレリュード〜 「時計台の鐘」の旋律による

沖縄民謡メドレー てぃんさぐぬ花〜ハイサイおじさん〜芭蕉布 
                                    (トランペットソロ:津堅直弘)
サンチェスの子供たち                  (フリューゲルホルンソロ:津堅直弘)

(休憩10分)

第2部

味方小学校 金管バンド 「りゅーとぴあ ドキドキ・ワクワクデビューです!」

上所小学校 「KIMITOKORO MUSIC FACTORY」

山の下小学校 マリンキッズ 「GO MARINE'S OH」

新潟ブラスレッスン 「がむしゃらな風になれ」

(アンコール)合同演奏:マーチング・ドリーム

(休憩15分)

第3部

アフリカン・シンフォニー

オリーブの首飾り

パリのアメリカ人

アメリカン・グラフィティー

(アンコール)
トランペット吹きの休日
小さな世界
 
 

 クラシック好きの私でありますが、吹奏楽も大好きです。今年だけでもシエナを2回聴いたくらいですから。アマチュアでは、新潟市民吹奏楽団と新潟ウインドオーケストラをしばしば聴いています。それぞれ選曲や演奏に個性があって、違った魅力があるように思います。今日は新潟市民吹奏楽団のコンサートです。今年で創立45周年ということで長い歴史を誇ります。

 ということで、勤労感謝の午後、コンサートに出かけました。当日券を買い求めて入場し、3階席正面に席を取りました。なかなかの盛況であり、昨日の新潟交響楽団よりも席が埋まっています。

 いつものように近藤京子さんの司会でプログラムが進みました。第1部ではN響首席奏者の津堅さんの共演がありましたが、ソロの出番が少なくてもったいなく感じました。

 第2部は小学生の演奏です。通常は楽団メンバーが指導している新潟ブラスレッスンの子供たちの出演ですが、45周年記念ということもあってか、今回は全部で4団体でボリュームいっぱいでした。それぞれ優劣は当然ありますが、子供たちの頑張りに、思わず感動してしまいます。アンコールの出演者全員の演奏は津堅さんの応援もあって大盛り上がりでした。

 第3部は市民吹奏楽団のステージに戻りましたが、欲をいえばもう少しの音のキレが欲しいところです。大好きなアフリカンシンフォニーの盛り上がりもイマイチだったような・・・。

 アンコールには津堅さんが登場して、団員のトランペット奏者と共演して「トランペット吹きの休日」を演奏しましたが、さすがにお見事です。
 そして最後は、子供たちの歌を交えての「小さな世界」。これが良いんですよね。恒例のアンコールピースになっていますが、思わず感動の涙が出てしまいます。年をとってしまったためか、子供たちの演奏には弱いです。ジュニア・オケやジュニア合唱団同様に理屈でなく感動してしまいます。

 市民吹奏楽団の皆さんの演奏も良かったのですけれど、小学生の演奏に感動し、元気をもらいました。
 

(客席:3階 I 3-22、当日券:1000円)