コーヒーカンタータ 〜バッハの調べにつつまれて〜
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2009年7月12日(日) 13:30  朱鷺メッセ 31階展望室
 
演奏:バロックアンサンブル上越&楽路歴程

横田聡子(ソプラノ) 、桂木農(テノール)、長谷川徹(バス)
梅山英行(トランペット) 、福田聡子(フルート) 、藤原満(オーボエ)
奈良秀樹(ヴァイオリン) 、小島健弘(ヴァイオリン) 、橋本士郎(ヴァイオリン) 、田中陽子(ヴァイオリン)
渡辺みほ(ヴィオラ) 、上野敦子(チェロ) 、安部信之介(チェロ) 、冨岡章(コントラバス)
笠原恒則(チェンバロ)
 
 
 
J
.S.バッハ

二つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043

カンタータ202番 BWV202 「結婚カンタータ」から
カンタータ140番 BWV140 「目覚めよと呼ぶ声あり」から

ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV1047

(休憩15分)

フランス組曲 から (チェンバロ独奏)
イタリア協奏曲 BWV971 (チェンバロ独奏)

コーヒーカンタータ「お喋りはやめて、お静かに」 BWV211

(アンコール)
カンタータ147番 BWV147 より 「主よ、人の望みの喜びよ」


 
 
 

 
 今週末は新潟市でめぼしいコンサートがなく、寂しい思いでしたが、新潟市を一望できる朱鷺メッセの31階展望室でコンサートがあることを思い出しました。コーヒーとお菓子付きで1000円というサロンコンサートです。チケット完売との情報があり、どうしようかと迷いましたが、どうせ暇なので行ってみました。場所は展望室の南側を仕切っただけで、壁があるわけでもなく、チケットがなくても聴くことができました。

 立ち見で無料で聴かせていただきましたが、演奏も歌声もお見事であり、十二分に楽しませていただきました。各楽器奏者の実力はなかなかのようで、素晴らしい演奏だったと思います。チェンバロの笠原さんをはじめ、皆さん良かったのですが、ソプラノの横田さんの歌声が特に光っていたと思います。無料展望室の一角ということで、客の出入りもあり、子供が泣いたりなど、環境的にはよくありませんでしたが、それを圧倒する歌声だったと思います。
 後半演奏されたコーヒーカンタータは日本語歌詞がちょっと違和感がありましたが、熱演でした。アンコールで全員参加の「主よ人の望みの喜びよ」も大変良かったです。有料の方々はコーヒーを飲みながらの鑑賞で、こういう趣向も良いですね。 

(本来コーヒー・ケーキ付きで1000円ですが、無料で聴かせていただきました)