新潟市ジュニア音楽教室 第5回スプリングコンサート |
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2009年3月29日(日) 14:00 新潟市民芸術文化会館コンサートホール |
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新潟市ジュニアオーケストラ教室
新潟市ジュニア合唱団
新潟市ジュニア邦楽教室 |
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(ロビーコンサート)
藤井裕子:金管ファンファーレ (金管アンサンブル)
川崎絵都夫:砂山ファンタジー (新潟市ジュニア邦楽教室)
エルガー:愛のあいさつ (弦楽アンサンブル)
シューベルト:きけきけひばり、野ばら、ぼだい樹 (新潟市ジュニア合唱団)
新潟市ジュニアオーケストラ教室A合奏 (指揮:藤井裕子)
ウッドハウス:いなかの踊り
グリーグ:「ペールギュント」組曲より 「山の魔王の宮殿にて」
ビゼー:「アルルの女」組曲より 「ファランドール」
新潟市ジュニアオーケストラ教室B合奏 (指揮:上野正博)
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385 「ハフナー」
ハチャトリアン:「ガイーヌ」組曲より
「剣の舞」、「子守歌」、「バラの乙女たちの踊り」、「レズギンカ」
(休憩)
新潟市ジュニア合唱団 (指揮:海野美栄、Pf:斎藤愛子)
宮沢章二・作詞、岩河三郎・作曲:少年少女合唱組曲「山四章」
中山知子・日本語詞、越部信義・津島麻子・編曲:「ディズニーのおとぎの世界」より
新潟市ジュニア邦楽教室 (指揮:鯨岡 徹)
中級合奏 川崎絵都夫:祭り幻想
初級合奏 川崎絵都夫:子どもの四季
上級合奏 川崎絵都夫:越後の子ども唄
合唱団・邦楽教室合同 (指揮:鯨岡 徹)
川崎絵都夫:邦楽と合唱のための「こどもうた」 |
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雪が降ったり大荒れの日々が続いていましたが、昨日今日と晴れ間がみられました。日向は春を感じさせますが、風は冷たく、日陰に入ると肌寒さを感じます。こんな中でも白山公園の桜はつぼみがふくらみ、開花近しを感じさせます。来週末には咲き始めるかもしれません。
さて、今日は毎年楽しみにしている新潟市ジュニア音楽教室のスプリングコンサートです。オーケストラ、合唱団、邦楽教室をまとめて聴けるのが魅力です。1時過ぎにホールに行くと、毎度のことながら開場待ちの長い行列ができていました。私も列に並んで入場し、Cブロックに席を取りました。
開場後、1時25分からロビーコンサートが行われました。金管アンサンブルによるファンファーレに始まり、邦楽合奏、弦楽合奏が演奏されました。少し間が空いて合唱が歌われましたが、すばらしい歌声に心が洗われました。
いつもより演奏が少なかったように思われましたが、演奏は良かったです。
ホールに戻るとかなりの盛況です。ジュニアオーケストラのA合奏からプログラムか開始されました。A合奏は年少者の合奏ですが、今年はいい音を出しており、これまでより演奏水準は高いように感じました。続くB合奏はさすがに高水準であり、アマチュアオケとして十分に鑑賞に堪える演奏です。指導者が演奏に混じっていたりしましたが、聴き応えある演奏であり、特に「ガイーヌ」組曲は迫力満点でした。
休憩後はジュニア合唱団の演奏で始まりました。この合唱団の水準の高さはこれまでも感じていましたが、今回も聴かせてくれました。濁りのない透き通るような歌声に濁りきった私の心も洗われるように感じました。年少者も加わっての合唱団全員による「ディズニー」は楽しさ満点。楽しい振り付けもあって、思わず顔がほころんでしまいます。
最後はジュニア邦楽教室の演奏です。全国でも珍しい(というか唯一の)ジュニア邦楽教室であり、こういう合奏を聴けるのも新潟ならではです。琴、三味線、尺八、打楽器によるアンサンブルであり、聴き映えのある編曲で飽きさせませんでした。この教室のための委嘱作品を多数持っているというのも魅力です。
最後の最後は合唱団と邦楽教室との共演で、かなりの大曲が歌われました。これまで演奏された曲はいずれも川崎絵都夫氏による曲で、おなじみの童謡や民謡をモチーフに作られ、同じような編曲のため、ワンパターンに感じられ、冗長さも感じられなくもありませんでしたが、演奏そのものは素晴らしかったです。
毎年感じるのですが、子供たちの頑張り、熱演に感銘し、元気をもらったように思います。疲れた心が癒され、気分を明るくさせてもらいました。子どもに元気をもらうなんて、私も年を取ったということでしょうか。
外に出ると青空が見えましたが、肌寒さを感じます。隣の県民会館では若者向けのコンサートがあるらしく、開場の行列が外の階段を超えて長々と続いています。調べて見たら「UVERworld」とかいうロックバンドらしいですが、私は名前すら聞いたことがありません。やっぱり世代が違うんでしょうね。
(客席 2階 C4−7、無料) |