新潟大学管弦楽団 第27回サマーコンサート
  ←前  次→
2006年7月1日  新潟市民芸術文化会館コンサートホール
 
指揮:河地良智
 
 
ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より序曲

リスト:交響詩「前奏曲」

(休憩15分)

シューマン:交響曲第1番変ロ長調作品38「春」

(アンコール)
J.S.バッハ:アリア

 
 
 
 

 久し振りの「オケラ」です。私の母校のオーケストラなので、かつては頻繁に聴いていたのですが、最近すっかりご無沙汰してまい、今回は実に6年ぶりになります。 梅雨空のどんよりとした空の下、「りゅーとぴあ」に赴きました。

 18時前に会場に着くと開場待ちの行列ができていました。自由席でしたが、今回は3階Iブロックの最前列に席を取りました。6〜7割の入りで少し空席が目立ちました。

 拍手の中団員が入場し、コンサートの開始。演奏は・・・。アマチュアですので論評は避けましょう。学生オケの宿命で、毎年団員の入れ替わりがあります。上手になった団員は卒業し、また新人が入ります。この繰り返しでしょうから、演奏技術という点で、高水準に保つことは難しいことと思います。
 各パートともアマチュアらしさを感じさせ、特に弦はいかんともし難く感じました。でも、曲の味わい、オーケストラの味わいの一端は感じさせてくれました。
 ニコライは、弦の荒さが気になって集中できませんでしたが、リストはダイナミックな演奏で楽しませてくれました。シューマンもまずまずの好演。シューマンの交響曲はどうにも好きになれないのですけれど、飽きずに聴くことができたのは収穫です。

 アンコールは弦楽だけで「G線上のアリア」。まずまず粗の少ない聴きやすい演奏でした。若さあふれる演奏は学生の特権。今後のますますの発展を期待したいです。
 12月の定期演奏会は「シェエラザード」とのこと。大いに楽しみです。独奏は誰がするんでしょうね。コンマスかなあ・・。

(客席:3階I1−9、自由席:当日券800円)