久し振りの「オケラ」です。私の母校のオーケストラなので、かつては頻繁に聴いていたのですが、最近すっかりご無沙汰してまい、今回は実に6年ぶりになります。 梅雨空のどんよりとした空の下、「りゅーとぴあ」に赴きました。
18時前に会場に着くと開場待ちの行列ができていました。自由席でしたが、今回は3階Iブロックの最前列に席を取りました。6〜7割の入りで少し空席が目立ちました。
拍手の中団員が入場し、コンサートの開始。演奏は・・・。アマチュアですので論評は避けましょう。学生オケの宿命で、毎年団員の入れ替わりがあります。上手になった団員は卒業し、また新人が入ります。この繰り返しでしょうから、演奏技術という点で、高水準に保つことは難しいことと思います。
各パートともアマチュアらしさを感じさせ、特に弦はいかんともし難く感じました。でも、曲の味わい、オーケストラの味わいの一端は感じさせてくれました。
ニコライは、弦の荒さが気になって集中できませんでしたが、リストはダイナミックな演奏で楽しませてくれました。シューマンもまずまずの好演。シューマンの交響曲はどうにも好きになれないのですけれど、飽きずに聴くことができたのは収穫です。
アンコールは弦楽だけで「G線上のアリア」。まずまず粗の少ない聴きやすい演奏でした。若さあふれる演奏は学生の特権。今後のますますの発展を期待したいです。
12月の定期演奏会は「シェエラザード」とのこと。大いに楽しみです。独奏は誰がするんでしょうね。コンマスかなあ・・。
(客席:3階I1−9、自由席:当日券800円) |