このところいろいろと忙しく、あわただしい日々が続いています。本日も午前中は所用があったのですが、昼までにすませて、たまりにたまったストレスを発散させようと音楽を聴きに行くことにしました。
毎年恒例の定期公演ですが、無料というのはありがたいです。今年は「春の祭典」をやるというので、興味本位、怖いもの見たさ(失礼)で会場に駆けつけました。
陸上競技場ではアルビレックス・レディースの試合があってにぎやか。日曜日の午後ということもあり、催し物が多く、駐車場は満杯。仕方なく、かなり離れた駐車場に車を駐めて駆け足で会場へ。いい席は埋まっていましたが、Cブロックに空席を見つけて着席しました。
まずは「スラヴ行進曲」。演奏効果を得られやすく、アマチュアの技量であっても聴きやすい曲なのでありがたいです。モーツァルトはちょっと退屈でウトウト。
そして後半は「春の祭典」。私の最も好きな曲ベストテンに入る思い入れのある曲ですが、アマチュアの演奏は初めてです。曲目を聞いたときは、この難曲を本当に演奏するのか(できるのか)というのが最初の感想でした。この曲は最近東響新潟定期で、秋山さんと飯森さんの指揮で2度演奏されています。当然プロの演奏はすばらしかったのですが、さて、アマチュアはどんな演奏を聴かせてくれるのか興味津々でした。
さて、演奏は・・。出だしは「あれれ」という感じでしたが、最後まで見事に演奏してくれました。記録はどうあれマラソンを完走したという感じではあったのですが、演奏を成し遂げ、それも聴くに堪える演奏で、というのは賞賛に値します。何を演奏できるかではなく何を演奏したいかで選曲する姿勢はすばらしいです。来年も期待しています。
(客席:2階C7-39、無料) |