Noism2 定期公演 Vol.17
  ←前  次→
2026年3月7日(土)14:00 新潟市民芸術文化会館 スタジオB
Noism2
四位初音、平尾 玲、大崎健太郎、鈴木彩水
 
振付家育成プロジェクト
「Three Duets in the Black Box」

Opening 演出振付:山田勇気
 出演:四位初音、平尾 玲、大崎健太郎、鈴木彩水

「Island」 演出振付:坪田 光
 出演:平尾 玲、大崎健太郎

(休憩10分)

「A Mosaic of Moments」 演出振付:樋浦 瞳
 出演:四位初音、鈴木彩水

「地平線のドーリア」 演出振付:中尾洸太
 出演:鈴木彩水、平尾 玲
 
 

 金森穣氏の退任が決まり、存続問題に揺れる Noism ですが、その研修生カンパニーである Noism2 の公演も17回目となりました。 今回の公演は「振付家育成プロジェクト」として、Noism1メンバーである中尾洸太、坪田光、樋浦瞳の3人による3つのデュエット作品が上演されます。
 今回は、3月6日(金)〜8日(日)まで、スタジオBを会場として、全4公演開催されますが、中日である3月7日(土)の昼公演に参加させていただきました。
 Noism の公演としましては、2025年12月以来3か月ぶりですが、Noism2 としては、2025年3月の第16回定期公演以来1年ぶりになります。

 今日は午前中は、雨が降ったりと落ち着かない天気でしたが、昼頃より雲間から青空が見え始め、冷たい風が強いながらも雨が降らなくて良かったです。
 洗濯、掃除、ゴミ出しなど、いつものルーチンワークを終えて、某所で簡単な昼食をいただき、りゅーとぴあへと車を進めました。
 白山公園駐車場に車をとめて、県民会館で某コンサートのチケットを買い、りゅーとぴあ入りしました。先週のオルガンコンサート以来1週間ぶりでした。
 東ロビーでひと休みして、ロビー開場の時間に合わせてエレベーターで4階に上がりますと、多数の係の人たちが待ち構えていました。何と私が一番乗りで、ロビー開場までの3分間がちょっと気まずかったです。
 時間となりロビーに入りますと、後続の人が一気に入って来られました。ロビーの椅子でこの原稿を書きながら、本開場を待ちました。女子高校生の団体も来られて、華やいだ雰囲気になりました。ダンス部の皆さんでしょうか。若いっていいですね。
 開演15分前に開場となり、チケットの番号順に入場しました。私は26番でしたので早めの方でした。全体を俯瞰したいので、6列目の中央ブロックに席を取りました。狭いスタジオBということもあり、満席の大盛況となりました。

 開演時間となり、Opening の演目が上演されました。幕が上がりますと、無音で真っ暗な中に、四角い箱に4人のメンバーがフードを被った衣裳で座っていて、一人ずつ立ち上がって消えていき、照明が明るくなると4人が横1列に並んでいて、音楽とともにパフォーマンスが続きました。
 再び箱に戻り、無音の静寂となり、1人ずつ消えて2人となり、その2人が消えて幕が降りました。あの箱は何だったんでしょうね。

 ここで山田勇気さんが登場して挨拶があり、今日の公演の趣旨の説明がありました。Noism1 の舞踊家3人が振付をした3つのデュエット作品を上演し、上演前に振付したメンバーによる説明を行う旨の案内がありました。

 最初は、坪田 光さんによる「Island」です。坪田さんによる説明があって、武満徹の声だけの音楽とともに始まりましたが、1人が2人にリ、そして1人になり・・。曲が変わり、音楽とともに男女2人による演技が続いて魅了されるだけで、その情景を紹介するだけの技量は私にはありません。

 10分間の休憩の後、続いては樋浦 瞳さんによる「A Mosaic of Moment」です。樋浦さんの説明の後開演しましたが、舞台の奥に摩訶不思議な生き物が見えて動いており、最初は何のことかわかりませんでしたが、2人の演者が重なりあって、ひとつの体を作っているようでした。心臓の鼓動のような音楽とともに演じられましたが、独創性に溢れ、摩訶不思議な世界を感じました。

 最後は中尾洸太さんの「地平線のドーリア」です。説明のときに、祖母が日本舞踊をやっていたが、自分はクラシックバレエをやっていたことを話され、日本舞踊が身近にある中でクラシックバレエを選んだことへの疑問に絡んで、武満徹の音楽を元に作品を作られたようです。
 雅楽的な響きを感じさせる武満の音楽「地平線のドーリア」にのせて、メロディラインにぴったりとシンクロするような振付でした。

 各作品とも個性的で、楽しめるものでした。Noism2 は、5人の名前がプログラムに記載されていましたが、出演されたのは4人でした。このうち2人は2作品掛け持ちで大変だったと思います。研修生とはいうものの、私のような素人を十分に満足させるだけのパフォーマンスを発揮してくれました。

 カーテンコールでは、4人の Noism2 メンバーのほか、振付を担当した3人も出てきて、大きな拍手を受けていました。数度のカーテンコールの後に終演となりました。
 Noism2 のパフォーマンスも良かったですが、振付をした Noism1 メンバーの3人のお話を聞くことができたのも良かったです。これまで声を聞くことはありませんでしたので、何か身近に感じることができて良かったです。

 Opening の作品についての解説はプログラムにありませんでしたが、山田勇気さんの振付だそうですね。これを含めて全4作品が上演されました。休憩時間を入れても1時間ちょっとの短めの公演となりましたが、十分に満足できる内容でした。

 外に出ますと冷たい風が吹いていましたが、雨にはならないで良かったです。終演時間が早かったので、某所で体を清めて帰宅しました。

 

(客席:6列目中央右寄り、¥2500)