新潟シンフォニエッタTOKI 第5回定期演奏会
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2025年7月29日(火)19:00 新潟市民芸術 コンサートホール
新潟シンフォニエッタTOKI
Vn:鍵冨弦太郎、平山真紀子、小杉芳之、上敷領藍子、徳永希和子、佐々木友子、加藤礼子、大島みなみ
Va:小熊佐絵子、杉田恵理、島川 玲 Vc:上森祥平、横坂 源、福富祥子、渋谷陽子 Cb:佐野央子
 

モーツァルト:ディヴェルティメント第3番 ヘ長調 K.138
ヴィヴァルディ:2台のチェロのための協奏曲 ト長調
ドホナーニ:弦楽六重奏曲 変ロ長調 より 第1楽章・第4楽章

(休憩15分)

バルトーク:ルーマニア民族舞曲
バルトーク:ディヴェルティメント Sz.113

(アンコール)
アルチュニアン:アンプロンプチュ

 

 新潟シンフォニエッタTOKIは、2002年12月から活動しているTOKI弦楽四重奏団を母体として、新潟出身・新潟在住・新潟に縁があるプロの演奏家によって編成された弦楽アンサンブルです。

 2023年8月に、TOKI弦楽四重奏団の20周年記念公演とともに、新潟シンフォニエッタTOKIのデビューコンサートが開催され、私も聴かせていただきました。
 2023年12月の第2回定期演奏会は他の公演(東京バレエ団X金森穣「かぐや姫」)と重なって聴きに行けませんでした。
 2024年8月の第3回定期演奏会は聴かせていただきましたが、かなりマニアックなプログラムを、新潟で聴ける最良のアンサンブルで楽しませてくれました。
 そして、2024年12月の第4回定期演奏会は、陰ながら応援している小林浩子さんのリサイタルと重なってしまい、残念ながら断念しました。
 今回は何としても聴かせていただこうと思い、早々にチケットを買いました。ただし今回の演奏会は、なぜか平日夜の開催であり、若干の不安を感じながら演奏会の日を楽しみに待ちました。

 出演メンバーは、メンバーの入れ替わりがありますが、新進気鋭の若手からベテランまで、新潟の地で、あるいは全国を舞台にして活躍しているお馴染みの名前がズラリと並んでいます。チラシの裏にある16人の出演メンバーの紹介文を読むだけで期待が高まりました。
 ただし、TOKI弦楽四重奏団の創設期からのメンバーであり、このアンサンブルの音楽監督的存在であったはずのヴィオラの鈴木康治さんのお名前がないのが寂しく感じられました。

 今回のプログラムは、モーツァルト、ヴィヴァルディ、ドホナーニ、バルトークと、多彩なプログラムが並び、横坂源さん、上森祥平さんをソリストに迎えての、ヴィヴァルディの2台のチェロのための協奏曲やバルトークのディヴェルティメントが個人的には注目されました。

 ということで、早めに仕事を切り上げて、快晴の空の下、夕日に向かって猛暑の中に大急ぎでりゅーとぴあへと車を進めました・・。

 となるはずでしたが、残念ながら予想通りに仕事が入って、演奏会には行くことができませんでした。まあ、こういうことは年に何回かは確実にありますので、慣れたものです。と強がってみたものの、残念でなりません。じっと我慢しましょう。やはり平日のコンサートはリスクを伴いますね。

 きっと素晴らしい演奏で楽しませてくれて、聴衆に大きな感動を与えてくれたものと思います。今回は行くことができず、チケットを無駄にしてしまいましたが、またの機会を楽しみにしたいと思います。
 
 

(客席:2階C4-5、S席:¥1000)