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暗号化ソフトEDの操作法

暗号化ソフトEDの操作法

暗号化ソフトEDの操作法

ファイルを暗号化しておけば、たとえファイルが流出したとしても、中身の漏洩を高い確率で防止することができます。

適当な暗号化ソフトを探していましたが、無料で使え、しかも操作が超簡単なものがあることを知りましたので、操作法と合わせてご紹介します。

「操作法」と断るまでの操作を必要としないのですが、初心者のかたを対象という建前でご了解ください。

ファイルを暗号化することで、情報セキュリティの質は一段と向上します。ぜひお試しください。

(2007年6月作成 金森国臣)(2012年5月 改訂)


操作手順

以下に操作の手順を示します。

  • 暗号化ソフトEDのダウンロードと解凍
  • ファイルの暗号化
  • ファイルの復号
  • 暗号化ソフトEDの終了

暗号化ソフトEDのダウンロードと解凍

(1)Vector(ベクター)からダウンロードする

暗号化ソフトEDを入手するには、Vectorのサイトにアクセスし、ダウンロードします。

  1. Vectorにアクセスする。
  2. [ダウンロードページへ]ボタンをクリックする。
  3. [ダウンロード]ページが表示される。ここで[このソフトを今すぐダウンロード]ボタンをクリックする。
  4. ed33.lzhというファイルのダウンロードが開始される。

お使いのブラウザの設定によって異なりますが、ダウンロードに成功すると、通常はデスクトップ(そうでなければマイドキュメント)に下図のようなアイコンが表示されているはずです。

暗号化ソフトEDのダウンロード

(2)ファイルを解凍する

暗号化ソフトEDは圧縮された形式(lzh形式)で提供されています。使用するためには解凍ツール(+Lhacaなど)を使って解凍します。解凍すると、下図のようなed33フォルダのアイコンがデスクトップに作成されます。

ここがEDの優れている点なのですが、解凍するだけですぐに使用可能な状態になります。つまりパソコンへのインストール(組み込み)作業を必要としません。したがって、USBメモリなどへコピーすれば、暗号化ソフトを持ち運ぶことができます。

暗号化ソフトEDの解凍

ファイルの暗号化

(1)暗号化ソフトを起動する

注意:ファイルを暗号化すると、元のファイルはなくなってしまいます。安全のために一度はテスト用のファイルで練習することをおすすめします。(もちろん、設定を変更することによって元のファイルを残すこともできます。)

  1. ed33フォルダのアイコンをクリックする。フォルダが開く。
  2. フォルダ内の[E_D]アイコンをクリックして、暗号化ソフトを起動する。

暗号化ソフトEDの起動

(2)暗号化する

  1. 起動するとEDウインドウが表示される。
  2. 暗号化するファイルを[E]の部分へドラッグ&ドロップする。(説明:「E」はEncryption=エンクリプション、つまり暗号化を意味しています。)
  3. [ファイルの暗号化]ウインドウが表示される。
  4. 暗号化するファイル名を確認する。問題がなければ、[OK]ボタンをクリックする。
  5. [暗号化に使用するパスワードを入力してください]ウインドウが表示される。
  6. [入力]と[確認のため再入力]の各ボックスに同一のパスワードを入力する。
  7. 問題がなければ、[OK]ボタンをクリックする。
  8. [全てのファイル/フォルダを正常に処理しました。]ウインドウが表示される。
  9. [閉じる]ボタンをクリックする。元のファイルが消え、暗号化したファイル(拡張子がenc)に置き換わっていることを確認します。

暗号化ソフトEDによる暗号化

ファイルの復号

復号する

  1. 復号するファイル(拡張子がenc)を[D]の部分へドラッグ&ドロップする。(説明:「D」はDecryption=デクリプション、つまり復号(暗号化の解除)を意味しています。
  2. [ファイルの復号]ウインドウが表示される。復号するファイル名を確認する。
  3. 問題がなければ、[OK]ボタンをクリックする。
  4. [復号に使用するパスワードを入力してください]ウインドウが表示される。
  5. [入力]ボックスにパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックする。
  6. [全てのファイル/フォルダを正常に処理しました。]ウインドウが表示される。
  7. [閉じる]ボタンをクリックする。(暗号化したファイル(拡張子がenc)が消え、元のファイルが表示されていることを確認します。)

暗号化ソフトEDによる復号

暗号化ソフトEDの終了

暗号化ソフトEDを終了する

  1. [X]ボタンをクリックする。

手順に表してみると長々とした操作に見えますが、実際はもっと簡単に感じるはずです。手順ではファイルの暗号化/復号を取り上げましたが、フォルダごと暗号化することもできます。

暗号化ソフトEDの終了


パスワード作成のヒント

推測しやすいパスワード(例:誕生日、社員番号など)は避けます。英字だけ、あるいは数字だけのものも使わないようにします。これらは総当たりすることで解読されてしまいます。

できれば英字と数字を混ぜ合わせたパスワードを使います。さらに大文字と小文字が混在していると、より強力なパスワードになります。

問題は、複雑にしてしまうと、自分が忘れてしまう可能性があることです。近しい人の名前を一部借用することで、この問題はなくなるかもしれません。

ファイルのやり取りを暗号化して行う場合は、受け取る相手にパスワードを伝えなければなりません。この場合はファックスやメールでの伝達は避け、電話で行うようにします。

盗聴での窃取が心配になるほどに重要な情報であれば、手渡し以外に選択肢はないと思います。その場合は、訓練を受けた警備員のエスコートを求めます。


ツブヤキ

暗号化しておけば、通常では解読はほぼ不可能になります。データを持ち出して家で仕事をする機会の多い教職者のかたは、ぜひEDをご利用ください。また同僚にもおすすめください。

千葉県市原市教委は8日、市立小学校の男性教諭(34)所有パソコンから同市内の2小学校の児童計269人分の個人情報が、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネットに流出したと発表した。市教委によると、この男性教諭は5日に自殺したという。(2007年06月08日)

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