久し振りにボールペンの替え芯を購入した。大体、半年に1本使う感じなので、6本あれば3年間は持つ。
それにしても今の子供が幸せだと思うのは、メーカー製のボールペンがノベルティとして無料で配られていたり、自由帳が百円だったりする。
この前は、1冊だけレジに持っていったら、レジの人が怪訝な顔をするので、どうしてなのかと思ったら、2冊で100円とのことでこれには驚いてしまった。
すこし変な匂いがするし、背表紙が弱く、すぐに擦り切れてしまうので、お勧めできる商品ではないが、それにしても安すぎる。
と言うのは、子供の頃は鉛筆やノートが満足に買えず、小さい字で書くのはもちろんのこと、ただひたすら覚えることで節約していたから、もうワンダーランドのような感じがする。
こういうことをある人に話したら、その人は1冊のノートを2つの教科に使っていたそうで、あぁ自分だけではなかったのかと、妙に安心した気分になった。
市役所のロビーなどに置いてある広告は、裏が白紙だったりするので、ちょっとしたメモ書きにはちょうどよい。
「書く」ことに関して言えば、「無料」でまかなうことができるわけだから、本当によい時代になったものだと思う。
(2010年5月 追記)
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