レアアース(希土類元素)精錬技術
技術名 しくみ 長所 短所 主な用途・状況
溶媒抽出(Solvent Extraction) 水と有機溶媒の間でレアアースを移動させ、少しずつ分ける ・大量処理が得意
・成熟した技術で信頼性が高い
・設備が巨大になりやすい
・廃液が多く環境負荷が大きい
現在の主流技術。中国・日本などで広く使用
イオン交換・クロマトグラフィー 樹脂にレアアースを吸着させ、順番に取り出す ・高純度が得やすい
・小型設備で運用可能
・大量処理は苦手
・樹脂コストが高い場合も
医療・電子材料など高純度が必要な分野、最新の精製技術として注目
焼成・沈殿法(精製工程) 溶液から沈殿させ、加熱して酸化物や金属にする ・高純度化が可能
・磁石材料などに必須
・前工程の分離が不十分だと品質が出ない 最終仕上げ工程として必須
リサイクル精錬(都市鉱山) 廃磁石や電子部品からレアアースを取り出す ・環境負荷が低い
・国内資源として重要
・回収量が安定しない
・不純物が多い場合がある
日本が得意。EVモーターや家電からの回収が進む
モジュール型精製(新興技術) 小型ユニットで柔軟に分離・精製を行う ・環境負荷が小さい
・どんな原料にも対応しやすい
・実証段階の技術が多い 欧米企業が開発中。将来の主流候補


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