ヴォーチェ弦楽四重奏団
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2024年6月11日(火) 19:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調

バルメール:弦楽四重奏曲「風に舞う断片」

(休憩20分)

マントヴァーニ:弦楽四重奏曲 第5番

ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調

(アンコール)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番 より第3楽章 メヌエット
 今夜は、フランスのヴォーチェ弦楽四重奏団の演奏会です。弦楽四重奏には疎い私であり、実際に聴く機会も少ないのですが、たまにはということで、このコンサートに参加させていただくことにしました。

 ヴォーチェ弦楽四重奏団は、2004年にパリ国立高等音楽院で結成され、今年で結成20周年だそうですが、私はこれまで、こういう弦楽四重奏団があることすら知らず、今回の新潟公演で初めてこの名前を知りました。2008年に初めて来日し、今回は2018年以来6年ぶり5回目の来日公演だそうです。

 プログラムは、フランスを代表する作曲家のドビュッシーとラヴェルの作品をメインとして、フランスの現代の作曲家のバルメールとマントヴァーニがヴォーチェ弦楽四重奏団のために作曲した作品が演奏されます。
 過去の名曲と、その曲にインスパイアされて作曲された曲を併せて聴くという趣旨であり、フランスの弦楽四重奏団によるオールフランス・プログラムということで興味深く思われ、早々にチケットを買っていました。
 しかし、平日夜の公演であり、仕事の都合で行けるかどうかは定かでなく、行けないことも覚悟して、席は最安のB席にしていました。
 その後、第一ヴァイオリンのサラ・ダイヤンが体調不良のため来日できず、今回の日本ツアーではコンスタンス・ロンザッティが代演することになったとのアナウンスがありました。もともとこの弦楽四重奏団のことは何も知りませんでしたので、メンバーが代わっても私には何の影響もありません。

 なお、今回の新潟公演に先立って、メンバーによるワークショップが開催され、新潟市ジュニアオーケストラ教室の弦楽器メンバーが指導を受けたそうです。ありがたいことですね。

 仕事を早めに切り上げて、開演時間に間に合うべく、大急ぎでりゅーとぴあへと向かいました。となるはずでしたが・・・。
 仕事で行けないことも覚悟と書きましたが、やはり仕事で行くことはできませんでした。こういうことはしばしばあり、今年だけでも4回目になります。せっかくのチケットを無駄にしてしまって残念ではありますが、どうしようもありません。

 行かれた方からの情報に寄りますと、集客は厳しかったようでしたが、いい演奏だったそうです。聴けなくて真に残念でした。
 
 
(客席:2階D5-31、B席:¥2000)