鶴山さんへパソコン通信で送った作文


とおってもおいしい「こまちトマト」

     熊本市立春竹小学校3年4組 み え

 2月14日、先生が
「きのう、鶴山さんから、トマトをもらいました。」
と言われました。わたしは、
「えっ、トマトを。」
と、ワクワクしました。
「給食を食べる前に食べます。」
と先生が言って、じゅ業をすすめました。ちょっとじゅ業が長くなって、5時間目のはじめに食べることになりました。で、5時間目になりました。先生が来て、箱をあけると、小さいトマトがたくさん入っていました。もう1箱ありました。みんなが、
「わあっ。」
と言いました。先生が、
「2つ食べられて、1つ持って帰る分まであるよ。」
と言われ、まどぎわの人とジャンケンをしたら負けてしまったので、わたしはさい後になってしまいました。
 1つ目、なんかいちごの形をしていて、色もそっくりのトマトでした。2つ目、こんどは、りんごそっくりのトマトでした。3つ目、さっきのいちごの形をしていて、色が少しうすいトマトでした。さわるとつるつるしていて、色がよくて、まるでトマトが「おいしいよ。」って言っているみたいです。いよいよ食べます。わたしは、3つ目のいちごの形をしていて、色がうすいトマトにしました。何だかもったいない気分です。でも、食べなければ味が分かりません。もうみんなは、食べています。
「わあっ、おいしい。うまい。」
というみんなの声でした。少しだけ食べてみると、
「ほんとだ。かわはあまくて、中がすっぱくて、すっごくおいしい。」
「ぱくぱくぱく。」
少しずつ、少しずつ食べていくと、たねも出てきました。食べていくと、よそを向いている人がいましたした。その人のトマトは、
「ピュッ。」
となかみが出てしまいました。ほかの人のトマトを見てみたら、かぼちゃの形をしているトマトがありました。そして、のこりの2つを家に持って帰ることにしました。持って帰ったけど、うっかりしていて次の日に食べることにしました。
 次の日の夜、お母さんが2つのトマトを切ってくれました。はじめに、わたしが食べました。次にお母さんが食べて、
「おいしいね、何ていうトマトなの。」
とお母さんが言ったので、
「『こまちトマト』だよ。」
と、わたしが言いました。お父さんもお兄ちゃんも、
「ぱくぱく。」
とおいしく食べてくれました。
 鶴山さん、とおってもおいしいトマトを送ってくれて、ありがとうございました。また、いつかお手紙をください。まっています。


おいしかった「こまちトマト」

     熊本市立春竹小学校3年4組 み さ

 わたしたちのクラスに、鶴山さんからいっぱいトマトが送ってきました。先生が、
「今日の5時間目に『こまちトマト』を食べて、作文を書くぞ。」 と言われました。
 5時間目に「こまちトマト」を見たらとてもきれいで、「わたしを食べてください。」とよびかけているような気もちでした。1人3つずつとって、わたしはもったいないから、1つしか食べませんでした。こまちトマトのにおいをかいだとき、いちごのにおいがしました。わたしは、何回もこすってぴかぴかにしたので、食べてしまうのがもったいなかったです。食べるとき、どきどきしました。そして、1口目を食べたら、こんなおいしいトマトはないと思いました。おいしくて、このトマトをもって帰って、おうちの人に食べさせてあげたいと思いました。2口目もやわらかくて、はざわりがよかったです。おいしくてたまりませんでした。わたしは、みどり色のへたも食べてしまいました。そして、のこりの2つのトマトをきれいにぴかぴかにしてしまいました。
 みんな、3つ食べている子もいるし、2つ食べている子もいます。みんな、
「おいしい。」
と口をほおばって食べています。みんな写真をうつしてもらうとき、口をほおばって食べているところや、トマトを目にしているところなど、いろいろなことをしていました。
 わたしは、おとなりの村上亜矢子ちゃんと
「おいしいね。」
と言って食べました。そして、帰ってから、
「お母さん、今日ね、鶴山さんから『こまちトマト』が送ってきたんだよ。」
と言ったら、お母さんは
「あら、おいしそうなトマトね。」
と言いました。
「このトマト、『こまちトマト』っていうんだよ。」
「あら、いい名前ね。」
 そして、夕ごはんに「こまちトマト」のサラダを作ってくれました。においをかいだら、やっぱり花のかおりと、いちごのかおりがしました。ドレッシングをかけて、わたしははっぱといっしょにのっけて食べました。みんなもいっぱい食べました。サラダが一番人気があって、とくにトマトのせりあいでした。おさらは、すぐにからっぽになりました。そして、はしをそろえておごちそうさまをしました。わたしは、「こまちトマト」がどういうふうにして育っているのか、ふしぎに思いました。
 鶴山さん、おいしいトマトを、ありがとうございました。


食べきる(食べられる)ようになったトマト

     熊本市立春竹小学校3年4組 ゆうたろう

 ある日、先生が
「鶴山さんからトマトを送ってきたので、5時間目に食べます。」
と言われました。
 ぼくは、トマトがきらいでした。それで、次の時間になって、「食べようかなあ、食べないでいようかなあ。」と考えました。そして、決心をして食べました。先生が
「食べる前に、色とか、形とか、もようとかを、よーく見とってくださいよ。」
と言われたので、よーく見ました。そしたら、もようはせんが入ったようで、色はしゅ色と赤色の2つでした。形は、いちごの形やかぼちゃ・りんごと、どこでも見られないトマトの形で、ぼくは、見たときからトマトはいろいろな形にへんしんしているんだなあと思い、そして食べるときがきました。
 ぼくはドキドキしながら食べると、「トマトって、こんなにおいしいんだなあ。」と思いました。そして、3こずつだったので1つ学校で食べて、もったいないから2つもって帰ることにしました。2口食べたら、口の中でドロドロ。「こんなのが食べられて、幸せー!」と思いました。それで、「送ってもらってありがとうございました、と心の中で思いました。
 また1口食べると、こんどはプチプチのこっています。なんで今まで食べなかったのかなあ、と思いました。そして、また食べました。ゾロゾロと入っていきました。
 残ったトマトをもって帰る人は、ふくろに入れました。ぼくももって帰りました。家に帰って、妹とお母さんが食べました。そうして、お母さんが
「おいしい。」
妹も
「おーいーしーい。」
と言いました。
 鶴山さん、どうもありがとうございました。


まっかでおいしい「こまちトマト」

     熊本市立春竹小学校3年4組 し ほ

 鶴山さん、おいしい「こまちトマト」を送ってくださって、ありがとうございました。
 わたしは、先生が
「つるやまさんが、『こまちトマト』をいっぱい送ってくれたよ。」
と言われたとき、うれしくて早く食べたかったです。そして5時間目がはじまって、みんなが「早く食べたいなあ。」とウキウキしていました。先生が「こまちトマト」を持ってきてはこをあけました。そして、わたしたちにも「こまちトマト」を見せてくれました。その時、みんなもわたしも
「おおっ。」
とおどろきました。おいしそうなトマトがいっぱいはこの中に入れてあったからです。トマトは1人3つずつ食べてよかったから、1つずつ1つずつとっていきました。
 先生が、
「食べていいですよ。」
と言われたので、わたしは「もったいないけど食べたから。」と思って食べました。そしたら、とってもあまくておいしかったです。わたしは、あんまりトマトはすきじゃなかったけど、「こまちトマト」を食べて、トマトが大すきになりました。お母さんたちにも食べさせてあげたかったから、1つ持って帰りました。お兄ちゃんも、きょ年4年4組(上村先生の組)だったから、その時いっぱい「こまちトマト」を食べたのに、わたしが持って帰ってきたら、
「いいなあ。食べたいなあ。」
と言ったから、お母さんがサラダにしました。そしていっときしたら、お母さんが
「『こまちトマト』、おいしかったよ。」
と言いました。鶴山さん、「こまちトマト」、ありがとうございました。おいしかったです。


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最終更新日 : 平成8年2月25日(7月6日一部修正)