鶴山正行さん
肥後グリーン
わたしたちがビデオで見た、熊本県八代市の鶴山正行(つるやままさゆき)さんのビニルハウスで「肥後グリーン」が育つ様子の中で、とくに心に残った場面をまとめてみました。
このハウスの大きさは、たて110m、よこ18mです。この中におよそ2400本の「肥後グリーン」のなえを植えて、育てています。
それから、このメロンをつけるには、ミツバチを使って「交配(こうはい)」をさせています。だから、ハチミツのように甘いメロンに仕上がるのです。
そしてさらに10日ぐらいすると、ボールのような大きさになります(右の写真)。でも、まだネットはありません。色はちがうけど、ひろあきさんの送ってくれたプリンスメロンのように、表面がつるつるしていますね。
これが、時間がたつにつれて、きれいなあみの目のようなもようになります(右の写真)。これで、交配から60日くらいたっています。もうすぐしゅうかくです。
このアンテナを、きれいな「T(ティー)」の形にして、上品な高級感を出すために「つりぐ」を使います。そうしないと、ツルが立って「I(アイ)」の形になってしまうのです。
そして、1こずつ重さをはかって、「L」「M」「S」などに分け、はこづめをします。