「こまちトマト試食会」の様子(5)
鶴山さんへのお手紙
「鶴山さんへ」
熊本市立川上小学校 5年1組 めぐみ
- トマトって、水につければ、おいしいトマト、そうじゃないトマトが見分けられるんですね。そんなことができるなんて、初めて知りました。
私たちのトマトと鶴山さんのトマトの作り方は、どうちがうんですか?
私たちのトマトのとう度は、5.5度とふつうのスーパーで売ってあるトマトよりはあまいということが分かりました。
でも鶴山さんの家のこまちトマトのとう度は8度と、私たちのトマトとは比べ物にならいくらいあまくておいしそうでした。私は、こまちトマトをいつか食べてみたいなと思いました。
体を大切にして、いつまでもおいしいもも太郎トマトやこまちトマトを作っていって下さい。
「鶴山さんへ」
熊本市立川上小学校 5年1組 さゆり
- 鶴山さん、この間は、体のぐあいが悪いのに、私たちのためにビデオをとらせてもらってありがとうございました。おかげで私たちは、食べなくても、おいしいトマトの見分け方が分かるようになりました。それに、川上小学校で作ったトマトの味を見てもらって、やっぱりむずかしいんだなあとあらためて思いました。上村先生から、こまちトマトの箱や実を見せてもらいました。やはり川上小学校で作ったのとは、見かけもぜんぜんちがいます。
それから、とう度計で計ってみるときに、私たちのトマトは水けがなくて、鶴山さんは「空気が多く入っている。」と言われましたね。それからとう度計で実さいに計ってみたところ、川上小学校でできたトマトは、5.5度くらいでした。それにくらべて鶴山さんの家で作ったトマトは、8.3度くらいでした。鶴山さんが「こまちトマト」としてお店に売るのは、とう度計で計ってだいたい8度から上だということが分かりました。だから、川上小学校で作ったトマトは、ふつうのトマトよりは少し甘いけれど、鶴山さんの家で作ったトマトにくらべると、くらべ物にならないほど、鶴山さんの方が上です。さすがプロですね。みんなが感心していました。あのビデオをとらせていただいたおかげで、私たちの勉強にすごく役立ちました。
お体のちょうしが悪いのに無理をして、いろいろなことを教えて下さって、ありがとうございました。また今度トマトを作るときには、鶴山さんが作るトマトのようにはいかないかも知れないけれど、できるだけおいしいトマトを作ってみたいです。鶴山さん、本当にありがとうございました。この前のア−ルスメロンの試食会の時に、鶴山さんが、トマトを持って来てくれました。鶴山さんが持って来てくれたトマトは、真っ赤でとてもおいしそうでした。鶴山さんからもらったトマトを食べてみると、とてもあまずっぱく、予想どおり、とてもおいしかったです。
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最終更新日 : 平成8年12月2日