「こまちトマト試食会」の様子(3)

試食会の感想文


  「おいしかったトマト」

熊本市立川上小学校 5年1組 ゆか  

 10月25日金曜日に、ア−ルスメロンの試食会がありました。試食会には、田山さんと鶴山さんがきて下さいました。ア−ルスメロンの試食会が終わった後、鶴山さんの家で育てた、トマトをたくさん持ってきて下さいました。私たちは、そのトマトを一人一個ずつもらって食べました。ほんとうは、「こまちトマト」だけどまだ、「桃太郎トマト」だそうです。
「桃太郎トマト」は、すごく赤くて、見ただけでも、おいしそうな気がしました。いよいよ食べてみます。一口食べるとすごくあまくて、おいしかったです。だけど、すっぱいところもありました。鶴山さんと同じように私たちも、今、学校で、トマトを育てています。私は、そのトマトを見て「早く食べてみたいな。」「あまくておいしく育っているのかな。」と、思いました。そう思っていると、鶴山さんが、話しを始められました。
「今、あなたたちが育てているトマトに実がなっているけど、水のやり方には、注意して下さい。」
と、いうようなことを話されました。私は、メロンを育てるだけでもむずかしかったのに、トマト作りも、やっぱりむずかしいから農家の人はすごいなあと思います。
 でも、私たちが育てているトマトも、1日ごとに少しずつ赤くなってきています。そのトマトも、11月1日の給食の時に、食べることになりました。私たちの育てたトマトも、初めの頃にくらべてだいぶんあまそうでした。先生がたくさんのトマトを切っています。先生が、
「一人、ふたきれずつ食べていいよ。」
と言われたので、私たちは、皿に二つずつ取って食べました。見たときは、すごくあまそうだったけど、実際食べてみると、けっこうあまいのもあったけど、少しすっぱいのもありました。私は、自分たちで育ててみて、やっぱり自分たちで育てたのを食べた方がおいしいなあと思いました。


  「おいしかったトマト」

熊本市立川上小学校 5年1組 ひろみ  

 この前のア−ルスメロンの試食会の時に、鶴山さんが、トマトを持って来てくれました。鶴山さんが持って来てくれたトマトは、真っ赤でとてもおいしそうでした。鶴山さんからもらったトマトを食べてみると、とてもあまずっぱく、予想どおり、とてもおいしかったです。
 そして、11月1日に、学校でつくったトマトを食べました。私は、「おいしいかな。たぶん、鶴山さんのトマトと、全然味がちがうんだろうな。」と思いながら、学校でつくったトマトを食べました。学校でつくったトマトは、私が予想していたのとちがって、おいしかったです。学校でつくったトマトは、きずが入っていて、鶴山さんのつくったトマトと全然ちがっていたのに、とてもおいしかったです。
 でも、学校でつくったトマトは、とてもおいしかったけれど、きずが入っているから、きっとお店で売っても、だれも買ってくれないんだろうなと思いました。私は、トマトを、きれいにつくっている鶴山さんが「すごいなあ。」と、思いました。


  「おいしかったトマト」

熊本市立川上小学校 5年1組 さゆり  

 この前、私たちのクラスで、メロンの試食会をしました。その後、見に来て下さった先生たちが帰ると、鶴山さんが家から持って来てくれたトマトを食べました。
 はじめに、鶴山さんがこまちトマトの事について話して下さいました。こまちトマトとは、実が一番うれころに鶴山さんがこまちトマトと名前をつけているという事が分かりました。そして、鶴山さんが持って来て下さったトマトは、実がうれる前のトマトなのでふつうのトマトの味だという事が分かりました。
 そして、いよいよそのトマトを食べてみました。何人かの人が、トマトでおもしろい事をしていました。味は、中身の種みたいでぬるぬるしている所が、とろりとしてて、赤い実の所は、やわらかかったです。でもやはりふつうのトマトと少ししか変わっていないという事がざんねんでした。
 11月1日に私たちが育てたトマトを食べました。見かけは真っ赤ですごくおいしそうなトマトと、まだ少し青いトマトがありました。それらのトマトを先生が切って下さいました。その間に、みんなは、給食の準備をしていました。みんなが給食を食べ終わったらそのトマトを食べました。
 私は、真っ赤でおいしそうなトマトと、少し青くてにがそうなトマトをとり食べてみました。はじめに、真っ赤でおいしそうなトマトを食べました。見かけどおり、甘くておいしかったです。あれがもしかしたら、こまちトマトなのかもしれません。赤い実の所がやわらかくて、鶴山さんの家から持ってきてくださったトマトとあまり味が、変わりませんでした。でも、もしかしたら、鶴山さんが持って来て下さったトマトより少し味が出てたかもしれません。次に、少し青くてにがそうな方を食べてみました。そんなににがくはありませんでしたが、実が少しかたかったから、ざんねんでした。でも、実がかたいだけで、予想よりおいしかったので、それだけでもたいへんうれしいです。
 でも、中のには、やはり、トマトがきらいな人や、おなかがいっぱいでたべきれなかった人がいたのが、ざんねんがした。私としては、みんなにトマトを食べてもらい、味はどうだったかなど、みんなで反省したり、ほめたりしたかったのですが、そういう人がいたのでとてもざんねんでした。
 でも、こうして、学級でトマトを作ってみるという事も、いい経験になると思います。


  「トマトを食べた感想」

熊本市立川上小学校 5年1組 ひとみ  

 この前、鶴山さんが持って来てくれたトマトの試食会をしました。見ためからおいしそうで、ちょうどよいじゅくしかただと思いました。
さあ、いよいよ試食です。ちょうど1パック5こだったので、私たちは、わけたりしなくてよかったです。1口食べると、とてもあまずっぱくておいしかったです。口の中でとろけるようでほっぺがおっこちるかと思いました。
 中には、葉まで食べた人もいました。別に先生が食べろと言ったわけでもないのに食べたその人たちは、よっぽどおいしかったのかな、と思いました。一人とても小食の人がいて、前に食べたメロンでおなかがいっぱいになったようで、このトマトこんなにおいしいのに、食べられなんてかわいそうだな、と思ってしました。このトマトは、桃太郎といいますが、前に私たちが育てたトマトも桃太郎でした。私はその出来上がったトマトを食べてみました。
 なんだか、私たちが育てたトマトの方がおいしかった気がしました。それは、愛情がたくさん、たくさんつまっているからのような気がします。
 それは、先生やみんなが、見たり、水をやったり、薬をやったりしたからだと思います。このことから、トマトにも感情があるのかな、と思いました。だから、鶴山さんのトマトもおいしいけど、私たちトマトの方がやっぱりおいしい気がしました。


リンク


最終更新日 : 平成8年12月2日