交配から10日もたたないうちに、こんなに大きくなりましたよ。
実の表面に、横向きのちっちゃなひびが入ってきました。下から見ると、花の落ちた周りに輪をかいたようなもようができています。これが、後でもり上がってきて「ネット(あみの目)」になるのです。この時期は、よほどしおれない限り、水かけはひかえましょう。でないと、急に水を吸った実が、パックリ割れてしまいます。
横向きのひびのあとが、少しずつもり上がってきました。新しいひびは、今度は縦にたくさん入ってきました。
大きなひびが入るのは、一段落しました。ここからは、むしろ水を多くやって、小さなひびをたくさん入れた方が、きれいな網目もようになります。それから、日にやけないように(周りができるだけ白くなるように)、全部の実を新聞紙で包んでいます。
網目もようがほとんど巻きそろって、きれいなもようになってきました。これから、もようのところが大きく盛り上がってきて「コルク層」というものができ、それがみなさんのよく知っている「ネット」になります。
「ネット」がきれいに巻きそろってきました。この辺からは、外から見るともうほとんど変化はありませんが、収穫できるまでには、まだあと10日以上必要です。
外から見ると、大きさも模様も、1週間前とほとんど変化ありません。ですが、この時期は中身に糖度(甘み)が急速にのってくる、大切な時期です。
最終更新日 : 平成8年11月10日