”不人気車”という程ではないが、いわゆる人気車でもないエリミネーター250に乗っています。 周りの勧めでバイクの免許を取ることになり、それからバイクの知識を得ていった自分には 漠然と”アメリカンが欲しい”ということしか頭になかった。結果として、400ccのアメリカンは高い、 車検がある等の理由で250ccのアメリカン、しかもワイルドなイメージのエリミネーター250SEを購入した。 それから、人とは違うバイクにしたいという、バイク乗りなら当然思う衝動に駆られ、とりあえず マフラーを変えようと思い、エリミネーター250用のマフラーを調べたら、スーパートラップと カーカーしかなかった。よくよく雑誌で調べてみると、”エリミネーター250用”というアフターパーツは ほとんど存在しないことが、分かった。もしかして、俺の単車って不人気車?と思い始めたのは それからだ。 エリミネーターにアフターパーツが少ない理由は、アメリカンでもスポーツバイクでもないというのが、 大きな理由だろう。確かに、ティアドロップタンクや、段付きシートはいかにもアメリカンだが、 高回転型エンジンを載せているところや、ステップの位置が後退しているところは、アメリカンとは 異なるのかもしれない。”ドラッグレプリカ”という呼ばれ方もするが、たぶんそれが一番近いのだろう。 アメリカンのようなカスタムをしたくても、専用のパーツはない。アメリカンだと思って購入した俺にとっては、 かなりショックだった。それでも、このバイクが好きだから、パーツが無いなら無いなりに、自分で どうにかしようと思い、いまカスタム中です。 今のアメリカン乗りは、とても恵まれている。自分の望みの方向にカスタムする事ができるパーツが 揃っているからだ(お金があればの話)。だけど、何故か街で見るのは、同じようなカスタムしたものばかり。 ノーマルで乗るのが嫌だから、カスタムしているのに、結果としてカスタム後の姿が”ノーマル”になっている。 目立つカスタムより、人を威嚇するようなカスタム、そして服装をしている人間が多いのも分からない。 そんなに周りの人を怖がらせてどうするの?せっかく多くのアフターパーツがでているんだから、 本当にオリジナルのバイクを作ってみたらどうでしょうか。俺って間違っているのかな。 この文章が、ただの不人気車ユーザーという負け犬の遠吠えとしか読めなかったら、ごめんなさい。