酵素膜を用いて糖を色で測る 菅原正雄(日本大学文理学部化学科)

      2種の酵素グルコースオキシダーゼとペルオキシダーゼを用いて、ブドウ糖      を検出するセンサー膜を作成する。センサー膜上に指示薬を含むブドウ糖溶液      を滴下すると、酵素反応によりあらかじめ溶液中に加えておいた指示薬(無色)      の色が緑色に変わる。緑色の強さはブドウ糖濃度に比例する。       このことを利用して、清涼飲料水中のブドウ糖の濃度を色の変化で測定する。

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