googleアクセスアップ研究(10)

infoseekは今火事場状態らしい
 古いホームページを見るとinfoseekの巡回は申し込んで4日もあれば良いとなっている。ところが何回登録しても巡回に来ない。キャッシュされた日付は昨年の暮れ。それ以来ほとんど巡回してこないのだ。
こうなると「最近のinfoseekは何か変」って情報を探してあちこちを彷徨することになる。特に掲示板が情報が早いのであれこれ最近の話題を探すと、どうもinfoseekは今存続の危機にあるのは間違い無いようだ。
あくまで掲示板での噂の域を出ないが、前回の検索アルゴリズム導入に失敗しinfoseek離れが進み歯止めがかからない。そのため新たな検索アルゴリズムの作成に必死でとても新しい巡回を再会する状態に無いとのことだ。
「書き換えられたボリュームが前回の10%以上無いと検索が更新されない」なんて噂も有ったが、これは考えにくい。ページを書き換えてたまたた前回と近いファイルの大きさにことは多々あることで、そんなことで更新しないのならデータそのものが価値を持たなくなる。
 問題は蓄積したデータをいかに利用者のフリーワードに的確に対応して表示するかである。現在のinfoseekの蓄積方法は先に書いたようにdescriptionが有ればこれしか見ない、無ければ全文見るなので蓄積方法から変える必要がある。この蓄積が悪いためにフリーワードに全然関係ないページが上位に表示されてる。この現象は半年前から顕在化したらしい。
 ではdescriptionのみ収集したアドレズ全部に再検索かければ良いのだが、それも行ってないようだ。僕のページで言えば年明けにcgi利用は辞めたのに今は無いcgiにリンクが貼られたままだ。デットリンクすら解消されてないのだ。
googleはinfoseekからのリンクを重視してるか
 多くの検索ではinfoseekからのリンクは上位表示に響く。googleのページランクもinfoseekは7だから、ここからのリンクは高く評価される。がしかし今のinfoseekはそのステータスも「過去の物」になっている。
早急に改修されないと検索エンジンとしての地位を失うのではないか。僕のホームページでもinfoseekより上位はyahoo,google,msn,biglobe,@nifty,goo,exciteが並ぶ。また同じ様なデータを使っているLycosも壊滅状態でFresheyeに負けるのも時間の問題って状況にある。
 上位表示をうたってビジネスモデルにしている所では死活問題だろう。何故ならinfoseekは仕組みが単純なので割と上位表示かけやすいのだ。正確には「かけやすかった」と過去形にすべきだが。今の状態では巡回に来ないので上位表示可能に書き換えてもそれが反映されないのだ。だから、ビジネスプランは成立しないことになる。
 検索エンジンの栄枯盛衰にありがちな「昔は良かったけど」がまた繰り返されるのか。確かに自分でもyahooを使いgooを使い最近はgoogleを使う。それぞれに情報を探し出す利便性が向上してきたのだ。ただgoogle一人勝ちは「研究」としては面白くない。様々な検索エンジンの特徴を鑑みながら上位表示なりアクセス向上に普遍的なHTMLの書き方が無いだろうかって探求が研究の目的なのだから。
他に何件かしぶとい検索エンジンがある
 NAVERには1ヶ月ほどチャレンジしてるが登録されない。あまり検索フリーワードを絞り込むと僕のページへのリンク元が出てくる。
登録しようとすると「登録済み」となる。しかし、どんなキーワードを入れてもひっかからない。たぶん登録処理中ってことなのだろうと思うが、まさか、人力なのかな。
 META Searchも面白い動きをする。ここはかなりgoogleに影響を受ける検索結果を表示するのだが、タイトルのウエイトがかなり高い。古き時代の検索エンジンって気がしないでも無いが、それをページデザインで補ってるのだろう。
 どの検索エンジンから訪問者が多いかが一つの目安になるが、弱小、希少価値の検索ロボットからのアクセスもそのキーワードを見ると面白い。例えば駄目だ駄目だのinfoseekだが一つだけ特定のキーワードで訪れる人が異常に多い、それは「ロッキード事件」である。infoseekでは、たまたまこのキーワードで上位表示されるので訪問の半分はこのキーワード関係である。
 逆に言うと現在のinfoseekでは的確な情報は検索できないと言っても良いのかもしれない。
infoseekはこの病状から回復するだろうか。
検索エンジン研究はまだまだ続く。
2003.05.20 (c)Mint
Top Back Next