googleアクセスアップ研究(8)

googleは良いとして...
 4月のアクセス状況を解析して気になることが出てきた。infoseekからのアクセスが異常に少ないのだ。
Yahoo3,199
Google2,043
MSN1,350
BIGLOBE199
@Nifty103
Excite100
Infoseek73
Lycos35

 少なくともMSNと同等くらいはinfoseekからの訪問者が有っても良いではないかと思う。Yahooの1/40ってのはちょっと信じられない。
 そこでinfoseekに行って検索してみると、がぁん! 出てこない。なんてこったいinfoseek対策をまったく行ってなかったのだ。いや、正確には行っていたのだが実効が現れてないのだ。そこそこホームページを検索してみると「google対策が一番必要だがこれが他の検索ロボットにも有効である」って評論が多かった。だから、googleで上位に表示されればinfoseekでも上位に表示されると思いこんでいたのだ。
 実際google依存の検索サービスでは当然のようにgoogleの結果が反映されるがinfoseekだけはまったく孤立無援。googleなんか知ったことじゃない、我が道を行くって感じなのだ。これはinfoseekアクセスアップ研究にテーマを拡張しなければならない。
infoseekの構造
 「上位表示は我が社にお任せ下さい」なんてホームページが2,30ヶ所ある。ご丁寧なのは「当社の実績」なんてのを掲載している。で、その実績を見せてもらってソースコードを読んでみるが、正直言って「裏の裏」なのだ。つまり「表て技」なのだ。「千葉市、パブスナックで一位表示」なんて言われても「パブスナック」なんて特殊な用語でしかも千葉県で無くて千葉市では1位表示と言うより1件表示じゃないのかと思う。しかも、metaにキーワード力一杯(限度の1000バイト500文字ギリギリ)書いて、しかも壁紙同色本文まで使っている。ま、このような不正では無いが正直では無い不作法は当方のポリシーに反するので正しいinfoseek上位表示の調査を始める。
 ダダダダン(ピアノ連打の効果音)で、驚くべき事実が判明したのだ。
 infoseekはここ数ヶ月で大きく仕様を変えているようだ。検索エンジンの栄枯盛衰は「千里眼」あたりから繰り返されてるドラマだが、いまinfoseekは検索エンジンとしては崖っぷちにあるようだ。そのために小手先の仕様変更が頻繁に行われてるようだ。
 だから2001年当時のinfoseek攻略法は全然あてにならない。古いページを見るとinfoseekは完全にmetaを読むと書いてあるが、ここは仕様変更になっている。そもそも作法どうりにmetaでkeywordsやdescriptionを書ける腕のある人間のホームページだけを相手していては情報の海であるwebの中からほんの一部のホームページしかすくい上げることが出来ない。そのため、特にdescriptionについては最悪の対応に移行している。
 その最悪の対応とは、表示の基準となる評価対象が、
1)descriptionがあればこれのみ評価対象に加える。
2)descriptionが無ければホームページ本文の文章も評価対象に加える。
である。keywordsは利用されてるようだ。つまり、旧来のinfoseekを信じていた行儀の良い作者は160バイト、80文字の制限のあるdescriptionに思いを込め、descriptionなんか書かないよって作者は本文全体が評価対象になるのだ。なんとも最悪な対応ではないだろうか。せめて、description評価方式を外すべきだろう。
 であるから、早速descriptionを外して再度検索登録してみた。その結果は数日後に解るだろうが、まったくinfoseekはフザケテいるとしか言いようが無い。
まだまだ、検索エンジン研究は続く。
2003.05.09 (c)Mint
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