長崎温泉 酒呑童子の湯 (燕市・旧分水町) A (泉質A、足湯のみ、眺めC)

燕市国上5866-1  TEL:0256-97-1755(てまりの湯)  営業時間:10:00-21:00   定休日:なし
泉質:単純硫黄冷鉱泉、加熱・掛け流し?
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:なし シャンプー:なし 休憩所:あり  食堂:あり

場所:弥彦から寺泊方面への県道沿い。道の駅国上(ふれあいパーク久賀美)の裏に2005年10月23日に足湯がオープンした。2006年3月20日に分水町は吉田町、燕市と合併することになっており、分水町の閉町記念事業として作られたものである。京都の大江山の鬼の酒呑童子が分水町にある国上寺で修行したという伝説にちなんで「酒呑童子の湯」と命名された。

料金:無料。タオルを無料で使わせていただいた。(現在はタオルなしです。→120円で販売あり。)

浴室:道の駅の建物の裏に屋根付きの足湯がある。規模は大きく、一度に30人が利用できるという。酒呑童子をイメージした鬼瓦の口から源泉が注がれ、大きな杯に受け止められた後に浴槽に注がれている。注がれている源泉は熱めであるが、浴槽は大きいので湯はぬるめ。また、大きな足湯浴槽とは別に、源泉が流された蛇口が数カ所あり、桶が置いてあって、1人用の足湯となっている。小さな桶に源泉が注がれているので、こちらはかなりの熱さである。源泉は流しっぱなしになっているので、掛け流しの足湯となっている。当然ながら、洗い場や脱衣場はない。

泉質:源泉は、すぐ隣にある「てまりの湯」の源泉である長崎温泉を使用しているとのこと。「てまりの湯」はナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉と単純硫黄冷鉱泉の2種類の源泉があったはずであるが、湧出量から考えると、このうちのナトリウム・カルシウム-塩化物冷鉱泉を加熱使用しているものと思われる。無色透明であるがわずかな硫化水素臭がして、飲むと硫黄味がする。飲んでも美味しく、鮮度も高い。泉質についての掲示は見つけられなかったが、良質な源泉が掛け流し状態になっており、感激した。「てまりの湯」は循環湯なので、こちらの足湯の方が数倍温泉の味わいが深い。ただし、あくまで足湯であるが。

コメント:足湯としては県内最高かと思う。温泉としての魅力も大きく、お勧めできる施設である。道の駅にあるので、駐車場も広い。近くを通られたときは、是非立ち寄られることをお勧めする。私が訪問したときは、オープン間もなかったが、平日夜間と言うこともあり、ほぼ貸し切り状態。地元の方としばし歓談しながら足湯を楽しんだ。
 さて、酒呑童子(しゅてんどうじ)について少し述べておこう。あの有名な京都の大江山の鬼のこと。女・子供をさらったりして悪事を働き、源頼光が坂田金時らの四天王ととに退治したという伝説の鬼である。この酒呑童子は越後に生まれ、国上山にある国上寺で稚児として修行したという。たいそうな美男子で、恋文をたくさんもらっていたが、それを焼いてしまったら、願いかなわなかった女たちの思いが恨みとなり、鬼に変わってしまった。そして各地を転々としながら京都の大江山に住みついて悪事を働いていたのだとのこと。ちなみに、酒呑童子の部下の茨木童子も越後の生まれという。新潟は鬼のふる里なんでしょうか。

*再訪したらタオルの無料提供は中止されていました。タオルは道の駅売店で100円(その後120円に値上げ)で販売されています。土曜日の午後の訪問時は老若男女で賑わっており、順番待ちの状況でした。道の駅に併設されていますので、食堂、売店、休憩設備など必用十分に備えられています。駐車場は十分に広く、裏に子供の遊び場が充実し、散歩するにもちょうど良い公園になっています。隣には「てまりの湯」がありますので、そちらに立ち寄られるのもお勧めです。また、左奥には五重塔が異彩を放つ「酒呑童子神社」があります。ここは縁結びの神だそうですので、御利益にあずかりたい方は散歩がてら訪問されると良いでしょう。私もお祈りしてきました。

(No.375、2005/10/25、11/12追記、写真入れ替え、2006/3/20合併により住所変更)

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