宝珠温泉 あかまつ荘 (阿賀野市) B  (泉質B、浴室C、設備B、眺めD)  2022年3月末で休館

阿賀野市草水1136-2 TEL:0250-68-5726 営業時間:9:30-20:00(受付19:30まで) 定休日:第3水曜日、年末年始
泉質:ナトリウム-硫酸塩泉、36.0℃、循環
タオル:あり サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:2012/9末で終了
http://www.city.agano.niigata.jp/site/kankou/69.html

場所:国道49号線阿賀野市の旧安田地区から、新発田方面に向かって国道290号線に入る。少し走った田んぼの真ん中辺りで、案内板があるので、右手の山の方向へ入っていく。サントピアワールドの手前で左折し、細道を進んだ先にある。サントピアワールドのちょうど山を隔てた裏にあたり、旧スキー場の前である。

料金:大人500円、子供200円、70歳以上300円、タオルなし。夕方5時以降は300円に割引。ポイントカードがあり、10ポイントで1回無料(入湯税100円別)。下足棚に靴を入れ(鍵は自分で保管)、券売機で入館券を買い受付する。平成20年4月よりタオルなし(タオルが必要な人は100円で販売)となった。

浴室:館内左手の奥まったところに浴室がある。左右の浴室は対象形で同じ構造であり、男女で交互に使用される。浴室は広くなく、大浴槽、ジャグジー、檜風呂がコンパクトにあるのみで、サウナや露天風呂はない。洗い場は仕切りなしで8ヶ所。ボディソープ、リンスインシャンプーあり。窓からは牧場の臭いが漂い、快くはない。脱衣場は、鍵付きロッカーと脱衣籠・棚がある。洗面台にはドライヤーがある。その他、大浴場とは別に、貸し切り風呂(1時間1000円)が2つある。

泉質:源泉名は宝珠温泉。泉質はナトリウム-硫酸塩泉。源泉温度41℃、PH8.0。湧出量未測定(動力揚湯)。主な成分(平成15年10月9日分析、イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 703.8、K 17.0、NH4 2.2、Mg 22.8、Ca 164.9、Sr 3.9、Mn 0.1、Fe(II) 0.3、F 2.1、Cl 145.6、Br 0.5、I 0.3、HS 0.5、SO4 1718.0、HCO3 69.0、CO3 3.0、メタ珪酸 12.0、メタ硼酸 4.9、遊離CO2 1.2 など、ガス性除く成分総計は2871mg/kgである。実際の湯は、無色透明でほとんど無臭だが薄い塩味と苦みがある。源泉は加温・循環・塩素消毒されている。オーバーフローは少ないので、混み合うときは鮮度がいいとはいえない。

 平成25年10月3日付の新しい分析表では、泉質は、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉(低張性 弱アルカリ性温泉)。PH 8.0、湧出量63L/分(動力)、源泉温度41.5℃(使用位置41℃)。主な成分(イオン濃度:mg/kg)は、Li 0.4、Na 700.7、K 8.9、NH4 0.5、Mg 26.4、Ca 218.3、Sr 4.3、Mn 0.1、Fe(II) 0.5、F 1.9、Cl 128.6、I 0.1、HS 0.1、HSO4 1795、HCO3 39.1、CO3 0.3、メタケイ酸 24.4、メタポウ酸 5.7、遊離CO2 0.2 など、ガス性除く成分総計は2955mg/kg。温泉利用に関する情報として、「月1回(休館日)お湯張り時に源泉の供給量不足を補うため源泉と上水を併用し、お湯張りをしている。源泉は適した温度を保つため、加温して浴槽に供給。衛生管理と温泉資源保護を目的として循環ろ過器を使用。レジオネラ菌等の最近繁殖防止のため塩素系薬剤による消毒処理を実施。」との掲示があった。

コメント:畳敷きの休憩所はあるが狭い。体育館風の大きな休憩所を利用することになる。ここは満員になることはなさそうだ。売店があり、いろいろつまみなどを買える。食事もできるがセルフサービスである。皿に盛られた料理や刺身などを自由にとって金を払う。ちょうど村松のさくらんど温泉馬下保養センターと同じシステムであるり、この辺の流行なのかなあ。値段も手頃であり、ゆったりできる。遊園地の帰りに利用されると良い。お勧めできます。

*2012年9月末で食堂「新太郎」の営業が終了しました。そのため食事やアルコール類の提供ができなくなりました。
*2014年4月1日より、食堂が再開されました。
*2022年3月末で休館しました。

(No.38 1997,1998/12/20, 2002/7/28追記、2004/4/1合併により住所変更、2008/2/16追記、成分を最新のものに更新、2011/9/23料金訂正、2012/9/29、2014/1/24、2014/4/2追記、2022/4/3追記)

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附記:さて、安田町は新潟県の酪農の発祥の地。国道49号線沿いに乳牛のモニュメントがあるのをご覧になった人も多いでしょう。毎日1000頭の牛から20tの生乳が生産されているという。安田ヨーグルトといのがあり、いわいる飲むヨーグルトであるが、これは美味しいですよ。おすすめします。話はそれましたが、そんなわけで、風向きによっては近くの牧場から牛の香りが漂ってきます。これも風流と言うことで許してあげましょう。
 平成10年秋に浴室工事を行っていたのでどうなったかと期待して覗いてみたが、浴室そのものは全く変わりなかった。配管工事と更衣室の内装工事程度だったようである。露天風呂でも作ってくれれば良かったのに・・。

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