赤倉温泉 大野天風呂 滝の湯 (妙高市・旧妙高高原町) C  (泉質B、浴室C、設備C、眺めB)

妙高市赤倉温泉 TEL:0255-87-2958 営業時間:9:00-17:00(木曜日16:00まで) 定休日:4月末−11月営業、冬季閉鎖
泉質:カルシウム・ナトリウム・マグネシウム−硫酸塩・炭酸水素塩泉、53℃
タオル:なし サウナ:なし 露天:露天のみ 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:軽食

場所:赤倉温泉はスキーであまりにも有名であり、国道18号線からの道は、数多くの看板が出ているので迷うことはないだろう。この赤倉温泉街の一番奥にある町営の露天風呂である。1986年に開湯170周年を記念して、妙高山の巨岩を集めて建設された。

料金:大人500円、子供350円、タオルなし。

浴室:自称東洋一の巨大な露天風呂のみで内風呂はない。巨岩が配され、滝の湯という名が示すように、大きな湯滝がある。大きいだけあって開放感はこの上ない。洗い場は全くの片隅に申し訳程度に、いかにも付け足したようにしてある。ボディーソープ・シャンプー類はあるが洗い場が少なすぎるし、狭すぎる。脱衣場は畳敷き。貴重品入れはあるが、脱衣棚は鍵なし。

泉質:無色透明無味無臭であるが、白い湯花が漂う。源泉は北地獄谷から引いており、源泉名は、赤倉温泉大升分湯槽。源泉温度53℃、PH7。泉質は、カルシウム・ナトリウム・マグネシウム−硫酸塩・炭酸水素塩泉。主な成分は、Caイオン117.9mg/kg、Naイオン85.6mg/kg、Mgイオン40.9mg/kg、硫酸イオン285.6mg/kg、炭酸水素イオン283.8mg/kg、塩素イオン77.7mg/kg、硫化水素イオン0.7mg/kg、メタ珪酸185.9mg/kg、メタ硼酸19.5mg/kg、遊離二酸化炭素117.6mg/kg、遊離硫化水素0.8mg/kgなどで、ガス性除く成分総計は1119mg/kgである。

コメント:併設して滑り台付の温泉プールがある。水着着用で楽しめそう。子供の楽しそうな声がこだまする。館内2階に休憩用広間があり、簡単な食事もとれるが、決して期待してはいけない。巨大な露天風呂は確かに魅力的だが、館内設備・質を考えると、1000円は高すぎると思う。この値段では広く勧めることはできない。


附記:赤倉温泉の源泉は妙高山の北地獄谷にあり、数カ所に自噴する50〜60℃の源泉を大きな湯升に集め、温泉街まで数キロ引いている。湧出量は2000L/分以上あるらしい。泉温は、集合湯升では50数度であるが、温泉街まで引く間に48℃程度になり、浴槽に注ぐ時ちょうど40〜42℃の適温になるという。湯には湯花が浮遊しているが、溶存成分が配管に付着するので、北地獄谷からの配管の本線は、月1回、ブラシを付けた縄で掃除(縄流し)しているという。旅館によって、源泉そのままのところ、濾過して使用しているところと様々で、同じ源泉を使用していながら、施設で微妙な違いを生んでいるという。
 赤倉・池の平といえば、日本を代表するスキーのメッカである。しかし、標高700mの高原にあって、避暑地としても古くから知られている。日帰り利用でなく、ゆっくり高原散策をすると魅力倍増であろう。

(N0.219 2001/7/20、2013/5/19営業時間訂正、2021/4/4料金訂正)

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