種苧原温泉 種苧原温泉センター (長岡市:旧山古志村) C  (泉質C、浴室C、設備D、眺めD)

古志郡山古志村大字種苧原2677  TEL:0258-59-2931 営業時間:9:00-18:00 定休日:月曜日
泉質:冷鉱泉、加熱、掛け流し
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:なし 食堂:なし

場所:山古志の山道を種苧原(たねすはら)への案内板を頼りに進む。入りくんだ谷沿いの曲がりくねった道をひたすら進む。あまりのカーブの連続で、運転しながら車酔い症状が生じる。こういう山中に住む人たちは大したもんだと感じる。種苧原の集落に着き、別項のあまやち会館への道の交差点の少し先にある。ひなびた外観が郷愁を誘う。

料金:入浴は、大人400円、小人200円、タオルなし。

浴室:4畳くらいの大浴槽がひとつのみ。加熱された湯が豊富に注がれ、掛け流しされていた。窓は目張りされ、景色は見えない。洗い場にはボディソープ、シャンプーあり。

泉質:冷鉱泉を沸かしたものとのこと。泉質を尋ねたが、そういう物はないとの返事。湯は無色透明無味無臭。特徴はないが、湯温は高めで、温まりは良かった。何より、貸し切り状態の掛け流しの湯は、泉質を論じるのが無意味に思えるくらいに心地よかった。

コメント:日曜日の午後訪れたがほかに客はなく、貸し切り状態。外観はひなびているが、内部も同様で年代を感じさせる。入浴後にお茶を入れていただいて、しばし世間話。心休まるひとときであった。山の中で、決して通りすがりに寄るような場所ではない。しかし、棚田と養鯉池が美しい山古志の自然美は一見の価値があり、気合いを入れて訪問されることをお勧めする。

(No.245 2002/4/14)

2004年10月23日の中越大震災で被災・休業

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