ホワイエから大急ぎでコンサートホールに移動し、密かに楽しみにしていた敬和学園高等学校混成合唱部です。新潟中央高等学校コーラス部のときと同様に、2階正面最前列に席を取りました。
敬和学園混声合唱部は、昨年のクラシックストリートで初めて聴きましたが、そのとき歌われたオラ・イェイロの「The
Ground」に感動し、一気にファンになり、今年も聴こうと思っていました。
開演時間となり、ゆっくりと団員が入場。女声11人、男声9人の編成です。「女性詩人による三ツの譚歌」から「春」で開演しました。中央高校コーラス部の女声合唱と違って、混声合唱は男声が加わって音の厚みがあり、聴き応えが違います。美しい合唱に引き込まれました。早速ブラボーの声とともに、大きな拍手が贈られました。
挨拶があり、ピアノと譜めくりが女声合唱に加わって13人になり、続いては「夢をみた者は」です。これも美しい歌声で、聴き惚れました。
ユーモア溢れるMCがあり、指揮者を加えて10人による男声合唱で、「秋のピエロ」が、力強くも美しく歌われ、圧倒されました。
続いては、12人の女声合唱で、2曲歌われましたが、先程の中央高校コーラス部より、はるかに声量があり、その美しさに魅了されました。
続いては、男声が加わって、女声13人、男声11人の編成になり、中央高校コーラス部も歌ったコンクールの課題曲である「明日のノート」です。編成が違うので当然ではありますが、女声だけでも声量があるところに男声加わって、混声合唱の迫力と美しさに魅了されました。同じ曲とは思えないほどで、敬和学園のパワーをまざまざと感じました。
そして、最後は、ミッションスクールである敬和学園では、全校生徒で歌うという「ハレルヤ」です。ピアノと指揮は学生になり、先生も合唱に加わりました。最後を飾るにふさわしい圧倒的な迫力とハーモニーに感動し、終演となりました。合唱もMCも素晴らしく、大いに楽しませていただきました。
(客席: 2階C2-11、1日フリーパス券:\2000)
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