東京交響楽団新潟定期演奏会の新シーズン開幕を飾る記念すべきコンサートです。今年はベートーヴェン生誕250周年のメモリアル・イヤーということで、後半はベートーヴェンですが、交響曲ではなく、序曲が4曲という異例のプログラムです。序曲をまとめて聴く機会は珍しいと思われ、興味深く思われました。また、前半演奏される南 紫音さんとのベルクのヴァイオリン協奏曲も楽しみです。
　
　今回の指揮者は、下野竜也さんです。東響新潟定期への出演は今回が初めてですが、2002年9月の「東響ホリデーコンサート」で、東京交響楽団との演奏を聴いたことがありました。
　また、2012年9月に、東京芸術劇場のリニューアル記念演奏会で読売日本交響楽団を指揮した演奏を聴いたことがあり、以来8年振りということになります。

　南 紫音さんも東響新潟定期初登場です。南さんの演奏は、2010年1月に長岡で聴いて以来ですので、10年振りになります。

　と、期待していたのですが、新型コロナウイルス感染により、来年1月26日に延期になってしまいました。平日昼の開催ですので、聴きに行けないことが確定です。誠に残念です。

（客席：2階C＊-＊＊、S席：定期会員）