第33回新潟ジャズストリート
  ←前  次→
2019年1月19日(土) 12:00 新潟市内各所
 
 
12:00 新潟市音楽文化会館練習室13
     林 祐市 ソロピアノ (名古屋)
        イン・ア・センチメンタル・ムード/エリントン
        ナイトフォール/オリジナル
        フロム・ナウ/オリジナル
        イット・グッド・ハプン・トゥ・ユー
        デザート・ムーン/オリジナル
        モーニング・グロー/オリジナル
        ザ・サークル/オリジナル

16:00 新潟市音楽文化会館ホール
     新潟ジュニアジャズオーケストラ
        In The Mood
        Take The 'A' Train
        Sir Duke
        Blue Bossa
        Groove Merchant
        Groovin' Hard
        ほか

17:00 新潟市音楽文化会館練習室12
     日垣勉道トリオ
        Cジャムブルース
        ビューティフル・ラブ
        ワルツ・フォー・デビー
        バッハのアリア(ゴルトベルク変奏曲より)
        ベリーズ・スコープ
        ラ・フィエスタ
        ほか
        

 新潟市と深い関わりを持つデューク・エリントンにちなんで、毎年1月と7月に開催されている新潟ジャズストリートは今回で33回目となります。
 今回は12時から23時まで、新潟市内27会場で、162組・836人の出演者によりライブが行われます。ジャズに疎い私ですが、ときどき聴かせていただいています。今日も所用と重なってしまいましたが、その前後に少しだけ参加させていただきました。

 今日は気温も高めで過ごしやすい陽気となりました。風は冷たかったですが、時折晴れ間も見えて、新潟の冬らしからぬ好天となりました。市内を歩いて回るに都合の良い「ジャズストリート」日和と言えましょう。残念ながら私は、市内各所を回る時間的余裕はなく、音楽文化会館で開催された3公演のみ聴くことにしました。

 まずは「林 祐市 ソロピアノ」です。林さんは名古屋からの参加でしたが、TRISPACEというピアノ・トリオとして、これまでCDを4枚出し、スウェーデンでの録音やヨーロッパツアーもやったりという実力者ですが、今回はピアノソロとしての出演です。ご両親が新潟出身ということで新潟と縁があり、今回新潟ジャズストリート初参加となったそうです。
 デューク・エリントの「イン・ア・センチメンタル・ムード」で開演し、以後トークをはさみながら、オリジナル曲を中心に演奏が進められました。
 自作の曲はなかなか前衛的で、ミニマル・ミュージック的であり、聴き応えあるものでした。ピアニストとして、作曲家として、なかなかの実力者ですね。

 ここで所用に出かけて再び戻り、次は「新潟ジュニアジャズオーケストラ」です。ジュニアオーケストラ、ジュニア合唱団、ジュニア邦楽合奏団と、新潟市のジュニアを応援している私ですので、運営母体が違うとはいえ、ジュニアジャズオーケストラも応援せずにいられず、2013年1月のデビュー公演以来何度か聴かせていただいています。
 団員不足のためもあり、指導者も混じっての演奏ですが、切れのある演奏に体もスウィングしてきます。アンコールの「スペイン」では、ちっちゃな子も含め、全員がソロをとって、なかなかやるなあと唸らせられました。
 次は3月24日に、東区プラザホールで、スプリングコンサートが開催されます。子どもたちの頑張りに期待したいと思います。

 続いては「日垣勉道トリオ」です。日垣さんはジャズもクラシックもやるという多才さを持っておられ、以前にクラシックの演奏を聴かせていただいたことがありますが、今回はピアノトリオです。
 日垣さんによる曲目紹介を混ぜながら、全10曲演奏されました。ベースの渡邊玄貴さん、ドラムスの阿部伸也さんとともに、落ち着いたナンバーで楽しませてくれました。特にバッハのゴルトベルク変奏曲のアレンジが良かったです。
 次は5月の新潟クラシックストリートに参加され、12月にはピアノソロのコンサートの予定があるそうです。私と同年代であり、頑張っていただきたいと思います。

 この後も、23時まで新潟ジャズストリートは続きますが、夜も所用があって、私の予定はここで終わりです。どの会場も賑わいますように・・・。
 
 

(1日フリーパス、¥1000)