APRICOT2018 夏季公演 ハイジ
  ←前  次→
2018年8月11日(土) 17:30  新潟市民芸術文化会館 劇場
 
りゅーとぴあ演劇スタジオキッズコース APRICOT
 
第1幕

(休憩15分)

第2幕


  原作:ヨハンナ・シュビリ(吉田絃二郎訳)
  脚本・演出:笹部博司
  振付・ステージング・指導:川谷麻理子
  美術・衣装:後藤信子
  振付指導:内堀照子
  歌唱指導:西潟明美
  作曲・ピアノ:野瀬珠美
  ドラム:伊藤 哲
  キーボード:長井聡子
 

 新潟市の誇り、宝といえばジュニア音楽教室ですが、演劇部門のAPRICOTも忘れてはなりません。毎年素晴らしい演目で楽しませてくれますが、昨年に引き続いて今年も観させていただくことにしました。金曜日から日曜日まで全4公演行われますが、土曜の夜の回、3公演目に行くことにしました。

 合唱のコンサートが終わり、ロビーでコンサートについての原稿を書いていますと、この公演の開場待ちの列が延びはじめていましたので、私もその列に並びました。
 開場時間となり、中央の右寄りに席を取りました。客席は3階席は使用されませんでしたが、両サイドに若干空席がありました。演奏者はステージ前の左端。ピアノ、キーボード、ドラムの3人だけですので、ちょっとさびしく感じます。

 時間となり、オルゴールの音が鳴って場内が暗転し、黒い緞帳が上がって開演です。山の大自然の中で暮らしていたハイジがハンブルグのお屋敷に行き、ホームシックにかかって山に戻って奇跡が起こるという筋書き。
 練習が積まれ、3月にトライアル公演までやって完成度が高まっています。主役のハイジの素晴らしさは言うまでもなく、各出演者ともに見事なパフォーマンスを見せてくれました。かわいらしい羊やネコのダンスも良かったです。
 音楽はドラムが強調されてロック調となっていて、ちょっと安っぽく感じないでもなく、筋書きや場面説明の歌がちょっとワンパターンにも感じましたが、演技の良さがそんな印象を払拭してくれました。

 子どもたちに熱演引き込まれ、あっという間の2時間半でした。カーテンコールでは思わず涙が込み上げてきて、力の限りに拍手しました。感動をありがとう!
 

(客席:12-24、会員割引:\600)