新潟市ジュニア合唱団第27回定期演奏会
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2017年7月23日(日)15:00 新潟県民会館 大ホール
 
指揮:海野見栄
ピアノ:斎藤愛子
 
第1部 クラシック
 
     合唱組曲「四季」
       中山知子(作詞)、ヴィヴァルディ(作曲)、森重行敏(編曲)

(休憩10分)

第2部 歌で世界一周

     80日間世界一周
       中山知子(作詞)、ヤング(作曲)、越部信義(編曲)

     少年少女のための合唱組曲「くいしん坊の世界旅行」より
       中村千栄子(作詞)、越部信義(作曲)

(休憩20分)

第3部 合唱ミュージカル 「ブレーメンの音楽隊」
       大谷美智浩(台本・詞)、小六禮次郎(作曲)、大塚庸介(演出・振付)

 毎年欠かさず参加している新潟市ジュニア合唱団の定期演奏会です。日々の生活で汚れ疲れた精神を清めるには、ジュニアの歌声が一番です。春のスプリングコンサートと夏の定期演奏会は、何としても聴かねばなりません。
 今年はりゅーとぴあが改修工事中であり、新潟県民会館での開催となりました。開演時間も午後3時と変則的であり、間違えそうでした。

 雨模様の生憎の天候の中、県民会館へと駆けつけました。14時半の開場ですが、14時前には長い開場待ちの列ができていました。狭い県民開館のロビーは混み合って、熱気が充満していました。
 県民会館では2階席が好きなのですが、今日は合唱ですので、ステージに近いほうが良いと考えて、1階席前方に席を確保しました。

 開演時間となり、緞帳が上がり、第1部のクラシックステージが開演しました。今回の演目はヴィヴァルディの四季です。一部は今年のLFJ新潟の交流ステージで歌われていましたが、なかなか良い仕上がりになっていたように思います。

 第2部は、年少者も含めて全員参加して、歌で世界一周という趣向です。ユーモアたっぷりに熱演し、せりを使ったり、県民会館ならではの演出もあって楽しませてくれました。男子の団員の見せ場もあって、会場を沸かせました。歌もさることながら、練習が積まれた振りやダンスにも驚かされました。

 そして、第3部は合唱ミュージカルです。歌だけでなく、演技もこなす団員の皆さんの技量はたいしたものですね。純粋に楽しませていただきました。
 役付きの皆さんの素晴らしい演技もさることながら、合唱で支えた皆さんの頑張りに感動しました。ねずみ役の年少者も良かったです。

 毎年のことながら、感動に涙し、汚れた心が浄化されました。子どもたちの頑張りに、エネルギーをもらったように思います。
 子どもの合唱と侮ることなかれ。ジュニア合唱団を聴いたことがない人は、だまされたと思って一度聴きに来て下さい。虜になること間違いなしです。

  

(客席:1階12-30、会員割引:¥630)