東響ロビーコンサート 〜フルート四重奏〜
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2017年4月23日(日)13:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール ホワイエ
 
フルート:相澤政宏、甲藤さち、濱ア麻里子、高野成之
 
デュポア:フルートのための四重奏曲
 第1楽章:祭り
 第2楽章:パスピエ
 第3楽章:哀歌
 第4楽章:タンブーラン

ペルトミュー:組曲「猫」より
 第1楽章:ペルシャン・ブルー
 第2楽章:ピューマ
 第3楽章:シャム
 第5楽章:ペルシャ猫

リムスキー=コルサコフ:「シェエラザード」より
 第3曲:「若き王子と王女の物語」

(アンコール)
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 作品72-2
 
 東響新潟定期の日恒例のロビーコンサートです。今回は東響ロビーコンサートの長い歴史の中で、意外なことに初めてのフルート四重奏です。

 快晴の絶好の行楽日和の中、りゅーとぴあへ赴きました。到着しますとちょうど開演時間となり、正面後方に場所を見つけ、立っての鑑賞となりました。東響が誇る4人のフルート奏者が登場し開演です。左から甲藤さん、濱アさん、相澤さん、高野さんで、高野さんがはアルトフルートです。

 デュポアの四重奏曲で演奏が始まりました。美しいフルートの調べが響きの良いホワイエにこだまして、うっとりと聴き入りました。

 ここで濱アさんの挨拶と曲目解説があり、続いて甲藤さんの解説の後、ペルトミューへと続きました。フルートの定番的な曲ですが、各曲を美しく吹き分けて、猫の姿をが思い浮かぶようでした。

 相澤さんの解説があり、最後はシェエラザードです。濱崎さんはピッコロ持ち替え、相澤さんがはバスフルート持つち替えでした。壮大でロマンチックなオーケストラ曲をフルート四重奏で色彩感豊かに描き出し、感動を誘いました。

 拍手に応え、高野さんの挨拶のあと、スラブ舞曲を情感豊かにしっとりと演奏し、終演となりました。今日の天気のように、明るく爽やかな演奏に、心も明るくなりました。



(客席:正面後方、無料)