モーツァルト レクイエム 長岡演奏会
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2017年3月5日(日) 14:00  長岡リリックホール コンサートホール
 
指揮:福島章恭
ソプラノ:高橋絵理、アルト:山下牧子、テノール:大槻孝志、バリトン:山下浩司
管弦楽:長岡アマデウス管弦楽団(コンサートマスター:崔 文洙)
合唱:長岡アマデウス合唱団
 


モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 「ジュピター」 KV551

(休憩15分)

モーツァルト:レクイエム ニ短調 KV626

(アンコール)
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス

 このコンサートは、長岡リリックホール開館20周年を記念事業として企画されました。公募により結成された市民合唱団がモーツァルトの大曲に挑むということで期待されました。
 オケは、新日本フィルのソロコンサートマスターである崔文洙さんを中心に結成されたオーケストラで、メンバー表を見ますと、フルートの相沢さんや、ホルンのハミルさんなど、おなじみの顔もありました。

 ということで、新潟市内でも催しはありましたが、長岡遠征することにしました。いつものように、分水・与板経由でリリックホール入りしました。高速を使うより安価で便利なルートです。

 客席はほぼ満席です。拍手の中に団員が入場し、最後に崔さんが登場して大きな拍手が贈られました。オケの編成は、弦五部が6-6-4-3-2で、ヴァイオリンが左右に別れ、コントラバスとチェロが左、ヴィオラが右の対向配置です。指揮の福島さんが登場して最初は“ジュピター”です。
 福島さんは指揮棒なしでプロ集団のオケを統率し、きびきびとした演奏を聴かせてくれました。変に崩すことなく、グイグイと押していく正統的名演といえましょうか。

 休憩後はレクイエムです。狭いステージの後方に約100人の合唱団が並び、窮屈そうでした。オケの後方、合唱団の前に独唱者4人が並びました。
 福島さんは指揮棒を持っての演奏で、7ヶ月間鍛え上げられた市民合唱団を纏めていました。独唱陣も素晴らしく、四重唱の部分は美しく、うっとりと聴き入りました。途中に出てくるトロンボーンのソロもお見事であり、臨時編成のオケとはいえ、個々の奏者の水準の高さが伺えました。
 合唱は市民合唱団ですので、多少の粗さはありますが、練習の成果が花咲いた渾身の熱演だったと思います。男声を中央に、ソプラノとアルトが左右に別れ、ステレオ効果もあって、ホールいっぱいに響く歌声は熱い感動を生みました。

 何度かのカーテンコールの後、アンコールが歌われて終演となりました。開館20周年を飾るにふさわしい熱演だったと思います。このような企画をし、具現化した長岡市の皆さんの頑張りには驚かされ、ブラボーを贈りたいと思います。
 

(客席:10-4、¥3000)