新交響楽団第236回演奏会
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2017年1月29日(日) 14:00  東京芸術劇場 コンサートホール
 
指揮:矢崎彦太郎
 

ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲

ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」

(休憩)

ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」全曲版

 昨日から東京に出張してきました。昨年9月以来、久しぶりの東京であり、せっかくの機会ですので、仕事が終わった後に帰りの新幹線を遅らせて、コンサートを聴いて帰ることにしました。帰りの便や料金、演目など総合的に判断し、このコンサートを選びました。
 新交響楽団はアマチュアのオケですが、年4回の定期演奏会を開催し、実力はアマチュア最高峰です。2009年9月に新潟公演も開催しており、そのときの感動も記憶に残っており、この機会に聴くことにしました。

 東京芸術劇場の長いエスカレーターを昇ってコンサートホールに到着しました。5階の入場ロビーからさらにエスカレーターで上がると漸く1階席です。
 中に入りますと、前回はパイプオルガンが音響反射板で隠されていましたが、今回はオルガンがそのままになっていました。

 開演のチャイムが鳴り、拍手の中団員が入場しましたが、すぐに拍手は消え、無音の中に入場が進み、コンミスが入場したところで、漸く大きな拍手が贈られました。全員揃うまて起立して待っているのは大したものです。

 矢崎さんが登場し、「牧神の午後」で開演しました。最初のフルートから素晴らしく、オケの技量の高さがうかがわれました。ビロードのような豊潤で柔らかなサウンドは耳に優しく、うっとりと聴き入りました。アマチュアとは思えない演奏です。

 続く「遊戯」は、曲自身に面白味を感じませんでしたが、演奏そのものは、素晴らしいもので、各奏者の技量の高さが如実に示されたように思いました。

 休憩後は、「火の鳥」全曲です。ステージ左手のハープ3台と最後方に4人並んだワーグナーチューバ、そして立派そうなチューブラーベルが視覚的に目だっていました。
 出だしの地を這うような低弦の響きは鳥肌がたつようであり、色彩感溢れる音楽の絵物語に誘われました。管楽器のソロは、バッチリと決まり、切れの良いパーカッションなど、矢崎さんの指揮に見事に応え、迫力あるサウンドを作り出していました。左右のステージサイド席に配されたトランペットが演奏効果を上げていました。
 数度のカーテンコールの後、アンコールなしで、全員で礼をして終演となりましたが、整然とした礼儀正しさは高感度満点です。

 帰りは東京経由でなく、湘南新宿ラインで大宮に出て、新幹線に乗りました。池袋からですと、これが便利で、1本早い新幹線に乗れます。

 と、新幹線車内でこの記事を書き上げました。4時に終演し、7時前には新潟に着いています。家に着いたとたんいろいろありましたが、明日に備えてゆっくり休みましょう。

 

(客席:1階 N列 25番、¥3000)