前の公演の終演が遅れましたので、音楽文化会館へと急ぎました。昨日グリーグのピアノ協奏曲で楽しませてくれたブラレイさんと、モディリアーニ弦楽四重奏団、そして小千谷市出身のコントラバス奏者の渡邉さんによるシューベルトの「ます」です。

　ピアノ五重奏曲ですので、コントラバス以外の弦は3人です。モディリアーニ弦楽四重奏団とはいうものの、ヴァイオリンの１人はお休みになります。

　有名曲ということもあってか、ホールはほぼ満席となりました。5人が登場。爽やかな弦楽の調べに乗って、ピアノが軽やかに歌い出し、一気に音楽世界へと誘われました。
　
　各楽章それぞれの景色を映し出し、有名な「ます」のテーマからフィナーレへと、ピアノと弦楽が織りなす音楽の森を旅し、テーマの「川辺の情景」が眼前に広がりました。音楽の喜び、室内楽の喜びを存分に楽しむことが出来ました。
　

　
（客席：10-4、￥1500）