213 ウィーンそして北欧の絶景へ
  ←前  次→
2016年4月29日(金) 15:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
フランク・ブラレイ(ピアノ)
ハンガリー・ジュール・フィルハーモニー管弦楽団
カールマン・ベルケシュ(指揮)
:
J.シュトラウスII:ワルツ「美しく青きドナウ」

J.シュトラウスII:ポルカ「雷鳴と稲妻」

グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16

 
 
 

 アマゾンステージでのPercussion Prerformance Players の皆さんによる圧巻のパフォーマンスに感動し、家富有希さんのしっとりと落ち着きのある ピアノ演奏を楽しませていただき、コンサートホールに戻りました。

 曲目も時間帯も良いためか、チケットは完売となりました。満席の客席は壮観であり、気分も盛り上がります。振り返って、コンサートホールでは、この公演が最高の入りだったようです。

 J.シュトラウスIIの定番「美しき青きドナウ」で開演です。ドナウの雄大な流れを思い浮かべながら、心地良いワルツの調べにうっとりと聴き入りました。

 続いて「雷鳴と稲妻」です。この曲はプレ公演で新潟の音楽家により演奏されていますが、演奏の質では当然こちらが上です。しかし、雷鳴の迫力ではプレ公演に負けていました。
 プレ公演では大太鼓にティンパニーが加わっていましたが、こちらではティンパニーなしでした。でも、躍動感ある演奏に高揚感を感じました。

 次はメインのグリーグのピアノ協奏曲です。ブラレイさんは楽譜を見ながらの演奏でしたが。叙情性あふれる演奏にうっとりしました。
 出だしの鮮烈なピアノの打鍵から一気に心を引き込み、ロマンあふれる第二楽章は夢見心地。怒涛の第三楽章で熱く燃え上がり、満員の聴衆を魅了しました。

 
(客席:2階D1-16、¥2000)