214 オリヴィエ・シャルリエ、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ロベルト・トレヴィーノ
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2015年5月9日(土) 19:15  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
ヴァイオリン:オリヴィエ・シャルリエ
管弦楽:シンフォニア・ヴァルソヴィア
指揮:ロベルト・トレヴィーノ
 
恋する作曲家たち〜ベートーヴェンの恋の至福


ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.61
 
 
 本日のコンサートホールでの最終公演です。ソリストは、オーギュスタン・デュメイのはずでしたが、肩を痛めたとのことで、シャルリエさんに変更になりました。チケットの払い戻しも受け付けていましたが、シャルリエさんでも不満はありません。
 シャルリエさんは、ソロでのコンサート、弦楽アンサンブルのコンサート、そして今度はコンチェルトのソリストと、1日といいますか、半日で3公演こなすという離れ業です。

 マルタンさんが事情を説明して開演となりました。シャルリエさんは30分前に能楽堂で演奏したばかりですが、何事もなかったように登場しました。
 疲れは全く感じさせず、堂々とした余裕のある演奏を聴かせてくれました。自分の演奏のないときは楽団員を見回したりして余裕をみせて、リラックスした様子でした。
 野武士のような、ちょっと無骨な表情をしたシャルリエさんですが、渾身のコンチェルトを聴かせてくれました。オケも独奏も互いに協調し合い、情熱にあふれたベートーヴェンを聴かせていただきました。

   

(客席:2階D1−14、¥2000)