りゅーとぴあ オルガン・クリスマス・コンサート
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2014年12月20日(土) 14:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
オルガン:山本真希
ヴァイオリン:磯絵里子、 朗読:住田 彩
 

シャルパンティエ:テ・デウム より 前奏曲 (Org)
J.S.バッハ(グノー):アヴェ・マリア (Org、Vn)
J.S.バッハ:いざ来ませ、異教徒の救い主よ BWV659BWV715 (Org) 
賛美歌:まぶねのなかに (Vn)
ヴィヴァルディ:「四季」より “冬” 第2楽章 (Vn、Pos)
コレッリ:「クリスマス協奏曲」より パストラーレ (Vn、Pos)
J.S.バッハ:いと高きにいます神にのみ栄光あれ BWV715 (Org)
ブラームス:一輪のバラが咲きて (Org)
ブクステフーデ:暁の星のいと美しきかな (Org)
ブルーナ:ティエント “ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ” (Org)

(休憩20分)

クリスマスキャロル・メドレー (Vn、Org)
ヘンデル:ラルゴ (Org)
バルバトル:汝らの優しく大いなる神 (Org)
デュリュフレ:ソワソン大聖堂のカルヨンの主題によるフーガ (Org)
パッヘルベル:カノン (Vn、Org)
ヴィタール:シャコンヌ ト短調 (Vn、Org)

(アンコール)
J.S.バッハ:G線上のアリア (Vn、Pos)


(Pos:ポジティヴオルガン)
 
 
 毎年恒例のオルガン・クリスマス・コンサートです。毎回いろんなゲストで楽しませてくれていて、昨年は金管五重奏との共演でしたが、今年はヴァイオリンの磯絵里子さんと新潟出身の住田さんの朗読という組み合わせです。
 磯絵里子さんといえば、新潟に度々来演されていて、ソロで、デュオプリマとして、あるいは茂木オケメンバーとして楽しませていただいており、今回も期待が高まりました。

 オルガンの場合、いつもは3階席を選ぶのですが、今回はヴァイオリンとの共演ですので、2階席を選びました。クリスマスコンサートということで、ペアチケットが発売されたりしており、私のようなジジイがひとりで行くのは気が引けましたが、他にも似たような人が多く、勝手に安心していました。

 山本さんが登場して、パイプオルガンの演奏で開演です。その後はステージ上の椅子に座った住田さんによるイエス・キリスト誕生の物語の朗読に合わせながら、演奏が進められました。
 P席のパイプオルガン前に特設ステージが設けられ、磯さんはそこで演奏されましたが、高い場所で怖くなかったのかと心配しました。実際、いつもの磯さんとは違った緊張感を感じました。

 途中、磯さんの独奏曲ではステージに降りて演奏し、山本さんもステージに降りてポジティヴオルガンとの共演もありました。パイプオルガンとは別の素朴な音色も魅力的でした。
 朗読に合わせての短い曲の演奏で、細切れ感がありましたが、オルガン独奏では、たっぷりと楽しませてくれました。

 休憩後は、3人は衣裳換えして登場。住田さんの朗読を交えながら、演奏が進められました。オルガン独奏はリサイタルのときのような聴き応えある演奏で感動させていただきましたし、磯さんのシャコンヌも良かったです。

 拍手に応えて、3人がステージに登場し、アンコールにG線上のアリアをしんみりと演奏して終演となりました。オルガンコンサートとして大変楽しめる内容であり、住田さんの朗読も良い味付けをしていました。磯さんは、オルガン前の落ち着かない場所での演奏で、実力を十分に出し切れなかったかもしれません。

 ということで、オルガンコンサートしては内容豊富で、十分に楽しませていただきましたが、世間一般で言うクリスマス気分を盛り上げるという内容ではありませんでした。照明効果でロマンチックなムードを高めようという演出はありましたが、遊び心のない、いたって真面目な内容でした。
 手拍子して盛り上がるのも良いですが、このように神聖な気分で、心落ち着かせて音楽に浸り、汚れた心を浄化するというのも良いですね。携帯鳴らしていたオバサンがいましたけれど。


   
(客席:2階C3−9、S席:会員割引 \2700)