2012年度りゅーとぴあオルガン講座 終了演奏会
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2013年3月23日(土) 14:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
 
賛助出演者発表

 川村素子  メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ Op.65 第3番 イ長調
 番場純子  メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ Op.65 第6番 ニ短調
 高橋英里  J.S.バッハ:最愛なるイエスよ、我らここに集いて BWV731
         デュプレ:前奏曲とフーガ Op.7 ト短調

(休憩10分)

ジュニアコース

 幡本菜々子 J.S.バッハ:パストラーレ ヘ長調 BWV590 より
 田村 遙   ベーム:コラール・パルティータ 「ただ愛する神の摂理にのみまかすもの」
 松原桜子   バルバストロ:陽気な羊飼いたちはどこへ
 西脇 彩   J.S.バッハ:小前奏曲とフーガ 第7番 イ短調 BWV559
 野口 葵   J.S.バッハ:前奏曲とフーガ イ短調 BWV543
 
一般コース

 山田千尋   J.S.バッハ:小前奏曲とフーガ 第8番 変ロ長調 BWV653
 中川千絵   J.S.バッハ:小前奏曲とフーガ 第5番 ト長調 BWV557

応用コース

 山際規子   J.S.バッハ:バビロン川のほとりで BWV653
          J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ト長調 BWV541
 
 

 我らが山本真希さんが講師となって行われているオルガン講座の発表会です。昨年秋の発表会を聴いて感動した記憶が残っており、その後の練習の成果を確認すべく、聴きに行きました。

 ちょっと天候はすぐれず、どんよりとした土曜日となりました。今日は昼まで仕事であり、終わった後に大急ぎでりゅーとぴあに向かいましたが、開演には間に合わず、賛助演奏の3人目から聴くことができました。

 賛助出演の高橋さんの演奏はしっかりしたもので、ホールいっぱいに響き渡るオルガンの音色をゆったりと楽しむことができました。

 休憩後は受講生の演奏です。各奏者ともに、りゅーとぴあの大オルガンの多彩な音色を活かし、十二分に楽しめた演奏だったと思います。易しそうな曲から、いかにも難曲というような曲まで多彩でしたが、どの曲も、どの演奏も良かったと思います。特にジュニアの皆さんが、このような大オルガンを弾くことができるなんて、素晴らしいことだと思います。

 応用コースの山際さんの演奏は堂々たるもので別格でした。そのほかは、甲乙付けがたかったですが、野口さんの演奏が若々しく、ダイナミックで良かったと思いました。

 このりゅーとぴあオルガン講座からは、今や世界的に活躍されている石丸由佳さんを輩出しています。全国に誇りうるこのパイプオルガンは、新潟市の宝といえます。このすばらしいオルガンの魅力を、市民の皆さんに広く知ってほしいものです。
   

(客席:3階J3−14、無料)