ラ・フォル・ジュルネ新潟2012
323 クレール・デゼール
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2012年4月29日(日) 15:00  新潟市民芸術文化会館 劇場
 
ピアノ:クレール・デゼール
 


スクリャービン:4つの前奏曲

スクリャービン:練習曲 嬰へ短調 op.8-2

スクリャービン:練習曲 変イ長調 op.8-8

スクリャービン:練習曲 変ロ短調 op.8-11

スクリャービン:練習曲 嬰ニ短調 op.8-12 「悲愴」

ムソルグスキー:展覧会の絵
 
 
 
 デゼールを聴くのは、オープニングセレモニー、今日の朝のツェムリンスキー弦楽四重奏団との共演に引き続いて3回目となります。
 私好みの容姿で、胸キュンです。朝とは髪型を変えて、後ろで束ねていました。ラメ入りの黒いジャケットと、黒のパンツスタイルでした。

 黒い劇場の中にスポットライトで映し出されるピアノの輝き。趣があって良いですね。客の入りもなかなかでした。音響的にも視覚的にも楽しめました。

 演奏はスクリャービンをまとめて演奏し、その後にメインの「展覧会の絵」が演奏されました。緩急・強弱のレンジが広く、独特な「ため」と「間」が個性を生み出し、独自の世界を創り出していました。
 ダイナミックな中にも繊細さと透明感があり、上品さも感じられました。この点は女性らしさも垣間見えたように思います。最後は音の大伽藍となり、ホールいっぱいにピアノの音が響き渡りました。
 
 これまでにこれほど心に響き、訴えかける演奏があったでしょうか。聴く方にも精神の集中を要求されましたが、聴き飽きた感のある「展覧会の絵」にも新鮮な感動をいただきました。 
 
 
(客席:1階8-27、¥1500)